唯一の木曜カードとして開催されたジュビロ磐田と名古屋グランパスの試合は、ゲーム終盤に得点が動く激闘となった。
序盤からペースを握ったのは名古屋だった。ここ数試合、継続している3バックシステムを採用し、しっかりと守備でリズムを作りながら攻撃を繰り出していく。相手陣内を攻略したのは43分だ。MFレオ・シルバから右サイド前にスルーパスが送られると、このパスに抜け出したDF森下龍矢がGKの前で横パスを選択。これをフリーで待ったFWマテウスが無人のゴールに流し込み、名古屋が先制に成功した。
後半に入ってもすぐに大きく流れは変わらなかったが、磐田は徐々に選手交代を駆使することで前線を活性化。敵陣へと入っていく回数が増えていく。そして、迎えた84分だった。左サイドのCKを手にすると、MF遠藤保仁のニアへのボールに反応したのは途中出場のMF大津祐樹。巧みなヘディングシュートは、右のゴールポストに当たりながらゴールに吸い込まれ、重要な時間帯に試合を振り出しに戻した。
ラスト10分を切った状況で同点。ここからどう展開していくのかが注目された中、試合はすぐに動く。同点弾から1分後、磐田は左サイドから中央にボールを入れると、大津が右に持ち出しながら右足を一閃。これを相手DFに当てながら強引にゴールへと蹴り込み、磐田が2分間で逆転まで至った。
このゴールが決勝点。最後まで集中した守備で同点弾を許さなかった磐田が今季2勝目をあげ、名古屋は4敗目を喫している。
■ 4月28日開催 結果
・J1第10節
磐田 2-1 名古屋
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