23日、各地でJ2、WEリーグ、ルヴァンカップの試合が開催された。
7試合が行われたJ2では、好調同士のアルビレックス新潟とV・ファーレン長崎が対戦したゲームは後半にスコアが動いた。先手を奪ったのはアウェイの長崎。68分にクリスティアーノのクロスにエジガル・ジュニオが頭で合わせてネットを揺らした。
しかし、ここからホームの新潟が反撃に出る。73分にCKの混戦から藤原奏哉が頭で押し込むと、76分には高木義朗が左足でゴール。ホームで逆転勝ちを飾った新潟が4位に浮上した。
首位の横浜FCは栃木SCのホームに乗り込むと、相手の鋭い出足と高い強度の前に劣勢の時間が続いたが、失点をすることはなく最低限の勝点1を獲得。開幕からの無敗はキープした。その横浜FCとの勝点差を詰めることに成功したのはベガルタ仙台。後半にフェリペ・カルドーソと氣田亮真がゴールを決めホームでFC琉球を下した。
また、ホームで上位に付ける町田ゼルビアに競り勝ったヴァンフォーレ甲府はこれで3連勝となり10位に浮上。モンテディオ山形と水戸ホーリーホックも、大宮アルディージャとレノファ山口をそれぞれホームで破り、順位を上げることに成功した。
2試合が行われたWEリーグは、日テレ・東京ヴェルディベレーザとジェフユナイテッド市原・千葉レディースの試合が、男子チームである東京ヴェルディとジェフユナイテッド千葉の試合後に同じ味の素スタジアムで開催された。
前半45分と後半立ち上がりまでは東京NBのゲームだった。流動的な攻撃が何度も見られ、圧倒的にゲームを支配。36分には先制点を奪うことに成功した。さらに後半早々の49分にも追加点をマーク。ワンサイドゲームの雰囲気も漂っていた。
ところが、ここからゲームの様子が一変する。61分、70分と大澤春花が立て続けにネットを揺らし同点に追い付くと、80分に決勝点を奪ったのは千葉レディース。千葉玲海菜が逆転ゴールを決め、アウェイで0-2からゲームをひっくり返す大逆転劇を飾った。
グループステージ第5節を迎えたJリーグYBCルヴァンカップは3チームのプレーオフステージ進出が決定。グループAではガンバ大阪との大阪ダービーで引き分けたセレッソ大阪と大分トリニータ相手に3点を奪って勝った鹿島アントラーズがグループステージ突破を決めた。さらにグループBでは徳島ヴォルティスを4-0で下したサンフレッチェ広島が首位通過を決定させた。
その他、グループBのもう1チームとグループC、グループDのプレーオフステージ進出チームは最終節で決まることとなる。
■ 4月23日開催 結果
・J2第11節
仙台 2-0 琉球
山形 2-0 大宮
東京V 1-1 千葉
甲府 1-0 町田
新潟 2-1 長崎
水戸 3-2 山口
栃木 0-0 横浜FC
・WE第18節
AC長野 2-3 浦和L
東京NB 2-3 千葉L
・ルヴァンカップ第5節
C大阪 0-0 G大阪
鹿島 3-0 大分
清水 0-1 名古屋
広島 4-0 徳島
札幌 1-2 柏
鳥栖 3-0 京都
福岡 2-1 湘南
磐田 2-1 FC東京
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