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10日に開催されたガーナとの一戦を4-1で勝利した日本は、キリンカップサッカー2022決勝でチュニジアと対戦、0-3で敗戦した。
ともにワールドカップ出場国同士と本番を想定しながらの戦いとなったが、日本は54分にペナルティーエリア内で吉田が相手の選手を倒してPKを献上してしまい先制点を奪われると、その後も76分には守備の対応ミス、後半アディショナルタイムにはカウンターから3点目を奪われて完敗を喫した。
試合後、フラッシュインタビューに応じた日本代表主将の吉田麻也は「前半はすごくお互いにいい試合ができたんじゃないかなと思います。向こうも非常に強度が高くて守備もかなり固かった」と話した。ただ後半は「僕らもチャンスがあったんですけど、そこを決めきれずに自分たちのミスから崩れてしまった」と、悔しさをにじませた。
今回の4連戦「6月シリーズ」は、今年11月に行われるワールドカップに向けた重要なテストの場でもある。吉田はこの4試合を振り返って「4試合中3試合ワールドカップに出場するチームと戦えたというのは、僕たちにとって非常に価値のあるもの。世界トップクラスのチームと戦えたし、いろいろ違う戦術のチームと対戦できた」と手応えを話した。
ただ、一方で決して列強とは言えないチュニジア相手に、ホームでの敗戦には不甲斐なさを感じている。「サポーターの皆さんの前で全くいいプレーを出せなかった」と悔しさをにじませた。
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