イングランドサッカー協会(FA)は31日、プレミアリーグの各クラブが1年間(2020年2月1日~21年2月1日)で代理人やエージェント会社に支払った金額を発表した。その総額は2億7220万ポンド(約415億円)。コロナ禍にもかかわらず、前年の2億6340万ポンド(約401億円)から微増した。
最も多くの代理人手数料を支払ったのはチェルシー。昨夏にティモ・ヴェルナーやカイ・ハヴェルツ、ハキム・ツィエクら複数の高額ディールを成立させたクラブは、計3520万ポンド(約53億6000万円)を費やしている。
歯止めをかけたい各クラブの思惑とは裏腹に、代理人手数料は近年上昇の一途をたどっており、プレミアリーグでは2017年2月1日から2018年1月31日までの期間に初めて2億ユーロの大台を突破。今回の発表額には2020年2月1日以前に成立した取引のインセンティブも含まれている。
なお、実質2部のFLCは総額4075万ポンド。イタリアのセリエAは前年の1億8700万ユーロから1億3800万ユーロに減少している。
プレミアリーグのクラブ別代理人手数料
- チェルシー 3524万7822ポンド
- マンチェスター・C 3017万4615ポンド
- マンチェスター・U 2980万1555ポンド
- リヴァプール 2165万2589ポンド
- トッテナム 1652万177ポンド
- アーセナル 1646万2480ポンド
- エヴァートン 1407万1886ポンド
- ウルヴズ 1259万8466ポンド
- レスター 1251万8018ポンド
- ニューカッスル 1134万9953ポンド
- ウェストハム 968万9567ポンド
- フラム 934万7927ポンド
- アストンヴィラ 892万8343ポンド
- ブライトン 749万6038ポンド
- シェフィールド・U 708万1018ポンド
- リーズ 703万4943ポンド
- サウサンプトン 680万4154ポンド
- クリスタルパレス 676万93ポンド
- バーンリー 445万8520ポンド
- ウェストブロム 422万2059ポンド
※対象期間は2020年2月1日~21年2月1日。
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