チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、出場機会を失うFWタミー・エイブラハムについて言及した。
フランク・ランパード前監督の下では出番を得ていたものの、トゥヘル監督就任後は苦しむエイブラハム。負傷の影響もあってか、ドイツ人指揮官就任後は5試合の出場に留まっており、プレミアリーグやFAカップ、チャンピオンズリーグ等のビッグマッチも欠場している。
そんな23歳FWについて、トゥヘル監督は会見で「選手がチームにいないと誰もが心配するが、私にとっては簡単な決断ではないんだ」とコメント。出場機会が限定されていることに同情しつつ、ポジション争いの影響だと語った。
「彼には心から同情するし、彼が不安に思ったり悲しんだりすることも理解できる。私が決定を下した時にはおそらく怒りも感じているだろう」
「（試合前）最後のトレーニングでは1時間近く話し合い、どんな決断を下すべきか、誰を家に残すべきかを決めることもある。タミーは何度かそうなっているが、個人的なことなどではなく、これがチェルシーの選手としての生活なんだ」
「あまり考えすぎないようにしてほしい。彼にできることは集中し、信念を持ち続けることだ。ストライカーの状況は数分で変わるものだからね」
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