14日、各地でJ1、J2、WEリーグが開催された。
8試合が開催されたJ1では、開幕から12試合目にしてヴィッセル神戸が待望の初勝利を挙げた。
好調のサガン鳥栖をホームに迎えての一戦でゴールショーの口火を切ったのはアンドレス・イニエスタ。ゴール前でフリーで受けた背番号8が冷静にゴールネットを揺らし、試合開始からわずか2分で先制に成功した。そして14分には汰木康也が追加点。リーグ最少失点の堅守を誇る鳥栖から前半だけで2点のリードを奪うことに成功した。
後半に入っても神戸がゲームを支配。64分に武藤嘉紀がボレーシュートを突き刺し、試合を決定付ける3点目。そしてアディショナルタイムには大迫勇也にも今季初ゴールが生まれ、ノエビアスタジアム神戸に足を運んだファン・サポーターにようやく笑顔を届けた。
また、首位に立つ鹿島アントラーズはホームにコンサドーレ札幌を迎えると、ゴールラッシュを披露。6分に幸先良く上田綺世のゴールで先制すると、続いたのは鈴木優磨。30分には蹴り直しとなったPKを沈め、45+1分には流れの中からゴールを奪い、2トップが前半だけでゲームを決めた。
後半早々にもアルトゥール・カイキがゴールを奪うと、札幌の反撃を1点に抑えタイムアップ。前節の敗戦を引きずることなく、勝点を28に伸ばし、首位の座を守った。
その鹿島を追いかける2チームも順当に勝利。2位の川崎フロンターレは遠野大弥の恩返しゴールと車屋紳太郎の得点でアビスパ福岡をホームで下し、3位の横浜F・マリノスは湘南ベルマーレとの神奈川ダービーで4発大勝を飾った。
その他の試合ではそろってホームで勝利した名古屋グランパスとジュビロ磐田が今季3勝目をつかみ浮上することに成功。京都サンガと清水エスパルスの一戦はスコアレスドローに終わった。
さらに、19時キックオフで行われた柏レイソルとガンバ大阪のゲームは、前半から押し気味に柏がゲームを進めたが、チャンスをモノに出来ずにいると、徐々に後半に入りペースを明け渡してしまう。そして71分にCKから失点。『クラブ創設30周年記念マッチ』で勝点3を得られず、上位争いからも一歩後退となった。
5試合が行われたJ2では、アウェイチームが勝利することに成功した。
大分トリニータとの九州ダービーを戦ったロアッソ熊本は、キックオフ直後に田辺圭佑のゴールで先制すると、29分位は杉山直宏が追加点を奪う。80分に失点し、1点差に詰め寄られたがそのまま逃げ切り7位に順位を上げた。アウェイから勝点3を持ち帰ることに成功したもう1つのチームは水戸ホーリーホック。曽根田穣と木下康介がゴールを決め、東京ヴェルディを味の素スタジアムで破った。
唯一のナイトゲームとなった一戦は、FC琉球が草野侑己の5試合連続ゴールで勝利。ホームで今季初の連勝を飾り、最下位脱出に成功した。
また、WEリーグでは初めて国立競技場でゲームが行われ、INAC神戸レオネッサと三菱重工浦和レッズレディースが対戦。前節で優勝を決めたI神戸が“ホーム・国立”で圧倒的な成績で初代チャンピオンに輝いたその強さを発揮することが期待されたが、浦和Lの意地の前に屈することに。41分に元日本代表の安藤梢にゴールを決められ、そのまま0-1で敗れた。
■ 5月14日開催 結果
・J1第13節
磐田 2-1 FC東京
名古屋 1-0 C大阪
京都 0-0 清水
鹿島 4-1 札幌
神戸 4-0 鳥栖
川崎F 2-0 福岡
湘南 1-4 横浜FM
柏 0-1 G大阪
・J2第16節
甲府 1-1 山口
長崎 0-0 大宮
大分 1-2 熊本
東京V 0-2 水戸
琉球 1-0 栃木
・WEリーグ第21節
長野L 1-1 N相模原
I神戸 0-1 浦和L
関連記事
● 矛盾対決。横浜FC対徳島ヴォルティスの見どころ | 日程・放送・配信予定 | Jリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?