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主将のDF谷口彰悟やこの試合までフルタイム出場を続けていたDF山根視来、攻撃の軸であるMF三笘薫など合計5選手を日本代表とU－24日本代表に招集されて不在の中、危なげなく2－0で勝利した川崎フロンターレ。その中で2試合ぶりの先発となったMF長谷川竜也がこの1勝の価値を口にした。
「全員が『代表組がいないから勝てない』と言われないようにと心の底では燃えていたと思う。苦しい時間もあったけどこうやって勝ち切れることができて層の厚さを見せられたと思います」
そして自身のプレーにも言及した。
67分の2点目をアシストしたシーンでは「まずシュートを考えた」とそのままゴールに向かう選択肢もあった中でクロスを供給。「（小林）悠さんの声が聞えて、悠さんのいる場所は練習のときから見なくても分かるし、シュート性のボールを出すことは練習中から話しているのでよいパスを出せたと思います」と振り返った。
VARの結果、オフサイドの判定でノーゴールとなったが、この日は自身でも前半早々にゴールネットを揺らすなど徐々にコンディションは上がってきている様子。今季初ゴールもそう遠くはなさそうだ。また1人、頼もしいアタッカーが王者に戻ってきた。
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