ネーションズリーグの3試合を終えて1勝2分の成績でグループ首位につけていた若手主体のイタリア。15日、敵地でドイツとの対戦へ挑んだが、大量5得点を奪われて2-5と敗れ、3位へと後退した。イタリアが公式戦でドイツに敗れたのは史上初。指揮官マンチーニは、『Rai』のインタビューで歴史的大敗を喫したチームのパフォーマンスを分析した。
「こんな形で終えることになったのは残念だ。相手が強いことは知っていたが、前半は相手にプレーを許しすぎてしまった。ミスがあった上、上手く組織的に守ることができなかった。それから点を取り返そうとすれば、当然、カウンターでリスクを負いやすくなる」
「ただ、結果はともあれ、良かった部分もある。今日も多くの若手が出場し、良いプレーを見せた。(18歳のウィルフリード)ニョントのゴールもあった。今日の結果で何かがダメになったわけではない」
「ネーションズリーグの行方はまだ分からない。我々は新たな道を切り開いたばかりであり、困難に直面することもあるだろう。ネーションズリーグは9月に再開するが、グループ首位の座を目指して挑戦していきたい。達成できなかったとしても、若手選手の成長の場になるはずだ」
主将を務めたGKジャンルイジ・ドンナルンマは、屈辱的な敗戦に落胆を隠せない。
「腹立たしい思いだ。弁解の余地もない。現実を直視して再出発し、こんな姿は本来の僕らではないことを証明していかなければならない。今夜はすべてが足りなかった。20日間で5試合をこなし、やや疲れはあったので簡単ではなかったが、言い訳をするつもりはない。この試合を見たファンのことを思うと残念だ。これからすべて分析し、みんなで再出発していきたい」
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