■試合の概要
開幕から無敗で首位に立つレアル・マドリード。第6節は昇格組のカディスを迎え撃つ。地力の差は否めないが、どのような一戦となるだろうか。
レアル・マドリード（1位 勝点10｜3勝1分0敗｜6得点2失点）
開幕から4試合で3勝1分けと、幸先のいいスタートを切った王者レアル・マドリード。ここまで簡単な試合こそないものの、現在は3連勝中だ。
前節は先発に抜擢されたヴィニシウス・ジュニオールが前半に先制点をマーク。アディショナルタイムにカリム・ベンゼマが追加点を挙げ、2-0と勝利した。ここまでチームは4試合で2失点と、最終ラインに安定感があり、シーズン序盤ながら高い完成度を誇る。
一方で、今節も引き続き、エデン・アザール、ダニ・カルバハル、エデル・ミリトン、アルバロ・オドリオソラは欠場する見込み。また、守護神のティボー・クルトワに関しても腰に違和感を訴えてベルギー代表から戻ってきており、ジネディーヌ・ジダン監督はメンバー選考で頭を悩ますこととなりそうだ。
注目選手：ヴィニシウス
ここ2試合は殊勲の活躍を見せているヴィニシウス。第4節のバジャドリード戦では途中出場から決勝点、前節のレバンテ戦では先発起用に応える先制点を奪ってみせた。
週中には体調を崩していたものの、すでにチーム練習には復帰済み。スタメンに入るかどうかはジダン監督の選択次第だが、チャンスが与えられることは間違いない。好調マドリードを牽引している20歳のドリブラーはカディス戦でもキーマンとなるはずだ。
予想スタメン（4-3-3）
- GK：クルトワ
- DF：ナチョ、ヴァラン、ラモス、マルセロ
- MF：カゼミロ、クロース、イスコ
- FW：アセンシオ、ベンゼマ、ヴィニシウス
カディス（9位 勝点7｜2勝1分2敗｜5得点6失点）
15年ぶりに1部へと戻ってきたカディス。昇格組ながら、ここまで5試合で2勝1分け2敗と、上々の序盤戦を過ごしている。
布陣は昨季同様に4-2-3-1でシーズンをスタートさせたが、前節のグラナダ戦では4-4-2を採用。適正システムを模索している状態と言えそうだ。
一方で、今節に相対するのは王者レアル・マドリードで、より守備的な布陣で挑むことも考えられる。セットプレーやカウンターで少ない好機を活かすことができるかどうかが、勝点奪取のカギとなる。
注目選手：アルバロ・ネグレド
今季からスペインの舞台に戻ってきた35歳の大ベテラン。ラ・リーガでプレーするのは2015-16シーズン以来のことだ。
前節は出場停止で欠場となったが、第2節ではウエスカからゴールを奪い、第3節のセビージャ戦でもアシストをマーク。“野獣”と称されるほどの高い身体能力はいまだ健在だ。押し込まれる展開が予想されるマドリード戦では奮起が求められる。
予想スタメン（4-2-3-1）
- GK：レデスマ
- DF：アカポ、カラ、マウロ、エスピノ
- MF：ホセ・マリ、ヨンソン、サルヴィ、アレックス・フェルナンデス、ポンボ
- FW：ネグレド
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2020年10月18日（日）日本時間01:30
- 解説：松原良香 実況：倉敷保雄
- 会場：アルフレッド・ディ・ステファノ・スタジアム
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