■試合の概要
ともに明るい状況とは言えないカディスとバルセロナが、浮上のきっかけをつかむため激突する。キックオフは日本時間24日5時となっている。
カディス(13位 勝点5|1勝2分2敗|6得点8失点)
前節のセビージャ戦で初勝利。セットプレーからの2ゴールを守りきり、敵地で貴重な3ポイントを獲得した。
しかし、ここまではホームでの3試合で1分け2敗。苦戦を余儀なくされており、不調のバルセロナが相手でも難しい一戦を強いられるだろう。
だが、忘れてはならないのはそのホームで昨シーズンはバルセロナを下していること。アルバロ監督率いるチームはその再現を狙っていることだろう。
注目選手:アルバロ・ネグレド
36歳となった野獣。すでに大ベテランの域だが、リーグ戦5試合すべてに出場。うち4試合は先発と、いまだチームの大黒柱だ。昨季は8ゴールを記録している。
もっとも、バルセロナ戦ではゴールだけではなく、前線で体を張って起点を作る役割も求められる。昨季のホームでの対戦時に金星の立役者となったのは他でもないネグレドだ。再びゴールでチームを勝利に導くことはできるのだろうか。
予想スタメン(4-5-1)
- GK:レデスマ
- DF:エスピノ、カラ、ロペス、カルセレン
- MF:ロサノ、アラルコン、ファリ、バスティダ、サルヴィ
- FW:ソブリノ
バルセロナ(7位 勝点8|2勝2分0敗|8得点5失点)
直近のグラナダ戦は辛くもアディショナルタイムにパワープレーから追いつき、1ポイントを手にした。しかし、バルセロナ伝統のパスサッカーを崩したロナルド・クーマン監督には批判の矛先が向けられており、チーム状況は明るくない。
やはり影を落としているのが負傷者の多さ。ジョルディ・アルバ、ペドリ、セルヒオ・アグエロ、ウスマン・デンベレらを起用できず、攻撃面で違いを作ることはなかなか難しくなってしまっている。結果としてより一層リオネル・メッシの不在を強く感じさせる序盤戦となった。
一部ではクーマン監督解任は決定的とも報じられる。指揮官はパワープレーについて「私たちは勝利のためにできる限りのことをした。それは強調すべきだし、バルサのフットボールじゃない、ということではないんだよ。今のバルサは、8年前のバルサとも違うのだから」ともコメント。批判は強まるばかりだが、進退をかけてグラナダ戦へと臨む。
注目選手:ルーク・デ・ヨング
今夏、セビージャからバルセロナへと加わったデ・ヨング。当初、語った通り本人にとっては夢のビッグクラブ挑戦となった。しかし、現実は厳しい。チームは過渡期にあり、加えてデ・ヨング自身もあくまでオプションのひとつの域を出ていない。まだ出場試合は2試合で判断を下すのは早急だが、結果が欲しいところだ。セビージャでも決して確たる結果を残していたわけではないだけに、残された時間はあまり長くない。同郷のクーマン監督が在任中に存在価値を示したい。
予想スタメン(4-3-3)
- GK:テア・シュテーゲン
- DF:バルデ、アラウホ、エリック・ガルシア、デスト
- MF:ブスケツ、デ・ヨング、ロベルト
- FW:コウチーニョ、デパイ、デミル
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2021年9月24日(金)日本時間5:00
- 解説:川勝良一 実況:倉敷保雄
- 会場:エスタディオ・ラモン・デ・カランサ
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