マンチェスター・ユナイテッドは、今夏DFラファエル・ヴァランが最優先ターゲットになっているようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えている。
新シーズンこそビッグタイトル獲得を目指すマンチェスター・U。すでにイングランド代表FWジェイドン・サンチョ獲得のために7300万ポンド（約111億円）を費やした他、数々の候補との関連が噂されている。
中でもフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガ獲得に向けてレンヌと接触したことが伝えられており、クラブ側も放出を容認すると見られている。しかし『テレグラフ』によると、本人の希望はスペインにあり、移籍金の発生する今夏の移籍も考えられるが、マンチェスター・U内では懸念が広がっているという。
さらに同メディアによると、マンチェスター・Uの優先事項はセンターバック獲得にあるようだ。かねてから噂されるレアル・マドリードDFヴァランと接触しており、本人も移籍を希望していることから、移籍金で合意できれば獲得したい考えだと伝えられている。
しかしその一方で、マンチェスター・Uは2015年の「傷跡」から慎重になっているとの見解も。『テレグラフ』によると、セルヒオ・ラモスは当時マンチェスター・Uからの関心を利用してレアル・マドリードとの高額契約を結んでいるため、元同僚のヴァランに関しては同じシナリオを繰り返さないために動いているようだ。
なお、オーレ・グンナー・スールシャール監督はCB補強を求めているが、コロナ禍によって財政事情は苦しいものとなっており、ヴァランの移籍金は「契約状況と財政状況を反映したもの」でなければならない模様。そして、選手放出による資金確保にも動いているようだ。
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