2022年カタール・ワールドカップ（W杯）欧州予選が現地時間7日に開催された。7日開催試合の結果は以下のとおり。
グループA
- アゼルバイジャン 0-3 ポルトガル
- アイルランド 1-1 セルビア
ポルトガルが最下位のアゼルバイジャンに順当に勝利。26分にベルナルド・シウバが先制点を奪取すると、その5分後にアンドレ・シウバが加点する。後半に入ってからもディオゴ・ジョッタがリードを広げると、クリスティアーノ・ロナウドを出場停止で欠いた試合も危なげなくものにして首位に浮上した。一方で、セルビアはアイルランドと引き分けて2位に下降した。
グループD
- ボスニア・ヘルツェゴビナ 1-0 カザフスタン
- フランス 2-0 フィンランド
5試合を消化した時点で2勝3分けと勝ち切れないながらも首位を保っていたフランス。フィンランドとの一戦では中心選手であるアントワーヌ・グリーズマンが2ゴールをマークして公式戦6試合ぶりの勝利を飾ることに成功した。とはいえ、フィンランドはこれまで4試合を消化して勝ち点が「5」で3位。直接対決には敗れたものの、2試合多く消化している首位フランスとの勝ち点差は「7」と、ここから巻き返していく可能性を残している。
グループF
- フェロー諸島 2-1 モルドバ
- デンマーク 5-0 イスラエル
- オーストリア 0-1 スコットランド
グループFではデンマークの圧倒的な戦いが続いている。開幕戦から連勝し続けているデンマークは、イスラエルをホームに迎えた一戦でユスフ・ポウルセンの先制点を皮切りにゴールラッシュ。計5得点を奪って6連勝を飾った。これまで計22得点無失点と圧巻の成績を収めており、2位スコットランドとの勝ち点差は「7」を維持している。
グループG
- モンテネグロ 0-0 ラトビア
- ノルウェー 5-1 ジブラルタル
- オランダ 6-1 トルコ
5試合終了時点で3勝2分け無敗と悪くない戦いを続けてきたトルコだったが、オランダとのアウェイ戦には1-6で大敗。開始1分でデイヴィ・クラーセンが先制点を奪うと、バルセロナでも好調を示しているメンフィス・デパイがPKを含むハットトリックを達成した。また、ノルウェーも最下位ジブラルタルに快勝し、グループGでは勝ち点13で首位オランダと2位ノルウェーが並んでいる。
グループH
- ロシア 2-0 マルタ
- スロバキア 2-0 キプロス
- クロアチア 3-0 スロベニア
スロベニアをホームに迎えたクロアチアは、33分にマルコ・リヴァヤの得点で先制。簡単に得点を重ねることはできなかったが、マリオ・パシャリッチが66分に加点すると、後半ATにもニコラ・ヴラシッチがネットを揺らしてダメ押し。結果的には3-0で試合を終えて連勝を飾った。また、ロシアもマルタに勝利したことで、グループHでは勝ち点13で首位クロアチアと2位ロシアが並んでいる。
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