バルセロナは11日、フランス代表FWウスマン・デンベレがフィンランドで専門医の手術を受け、右大腿二頭筋の近位腱完全断裂によって6カ月間の離脱をすると発表した。
2017年夏にドルトムントからバルセロナへと移籍したデンベレは、これまでにも度重なる負傷に悩まされてきた。昨年11月にも右ハムストリングの負傷で２ヶ月に渡り戦線を離脱。リハビリを終えて復帰に近づいていたが、今月3日のトレーニング中に違和感を覚え、右大腿二頭筋の近位腱が完全に断裂していることが判明した。
バルセロナは公式ウェブサイトで「デンベレはフィンランドのトゥルクでラセ・レパイネン医師の執刀の下、右脚の大腿二頭筋近位腱断裂に対して手術を受けた」と発表。11日にFW安部裕葵とともにデンベレがフィンランドの専門医の手術を受け、成功に終わり、気になる離脱期間に関しては「6カ月程度」と声明を出した。
この負傷によってデンベレの今シーズン中の復帰は絶望的となり、ピッチに戻ってこられるのは来シーズンの開幕以降となる見込み。フランス代表の一員として6月に開幕するEURO2020に出場する可能性もあったが、これも絶望的な状況となってしまった。
また、イギリス『BBC』によると、2017年から2シーズン半にわたってバルセロナでプレーするデンベレだが、負傷による公式戦欠場数はすでに63試合にまで到達。バルセロナでは10度目の離脱となっている。
ウルグアイ代表FWルイス・スアレスに続き、前線に負傷者が出てしまったバルセロナは15日（現地時間）、ラ・リーガ・サンタンデール第24節でヘタフェと対戦する。この試合はDAZN（ダゾーン）で日本時間16日0時からライブ配信される。
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