元アルゼンチン代表の英雄、ディエゴ・マラドーナ氏が25日にこの世を去った。60歳だった。
現役時代にボカ・ジュニアーズ、バルセロナ、ナポリ、セビージャなどで活躍し、アルゼンチン代表としても91キャップで34ゴールを記録したマラドーナ氏。1986年のワールドカップ、メキシコ大会では「神の手ゴール」や「5人抜きドリブル」など伝説的なシーンを演出し、母国を優勝に導くなど、その圧倒的なスキルとドリブルから史上最高の選手の一人として広く認知されていた。
そんなマラドーナ氏だが、今月上旬に体調不良を訴えてブエノスアイレス近郊の病院に入院。検査で脳に硬膜下血腫が見つかり、3日に手術を行っていた。手術は成功したと発表され、その後は自宅で療養。しかし、25日の早朝に心臓発作を起こし、息を引き取った。
偉大過ぎる英雄の早すぎる死を受け、同氏と度々比較される同胞のバルセロナFWリオネル・メッシが自身の『インスタグラム』に以下のように投稿した。
「すべてのアルゼンチン人にとって、そしてフットボールにとって本当に悲しい日だ。彼は僕らの下を去った。でも、去っていない。ディエゴは永遠だからだ」
「彼と一緒に過ごした素晴らしい時間を大切にして、彼の家族や友人に深い敬意を表したいと思う。RIP.」
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