試合の概要
レアル・マドリードが日本時間26日のラ・リーガ第7節でビジャレアルを本拠地サンティアゴ・ベルナベウに迎える。
レアル・マドリード（順位：1位 勝ち点16｜5勝1分0敗｜21得点8失点）
レアル・マドリードは前節、好調のシーズンスタートを切っていたマジョルカを6-1で粉砕。ここまで出番の少なかったマルコ・アセンシオがハットトリックを達成したほか、カリム・ベンゼマが2ゴール2アシストをマークした。
開幕から無敗を維持するレアル・マドリードはこれでリーグ戦4連勝。公式戦では今季6勝1分け無敗としており、カルロ・アンチェロッティ監督にとっては同クラブに置ける最高の序盤戦成績に並んでいる。
順位表においても2位アトレティコ・マドリード（勝ち点14）、3位レアル・ソシエダ（勝ち点13）を上回って単独首位。ダニ・カルバハルやフェルラン・メンディ、マルセロなどサイドを中心に負傷者を抱えているものの、それ以上に躍動するエースや若手の覚醒、新加入選手の凄まじい適応能力により悪くないチーム状況で次戦に臨む。
注目選手：カリム・ベンゼマ
ラ・リーガの得点ランキングでは8得点でベンゼマがトップに君臨し、2位に5得点のヴィニシウス、3位にレアル・ソシエダFWミケル・オヤルサバルが4得点で続く。今季ラ・リーガ成績が6試合8ゴール7アシストと圧倒的なベンゼマは、チャンスメイク面においても欠かせない役割を果たしてチームの得点力を底上げしている。すべてを兼ね備える万能型FWは、ビジャレアル戦で4戦連続の得点を目指す。
予想フォーメーション（4-3-3）
- GK：クルトワ
- DF：L・バスケス、ミリトン、アラバ、M・グティエレス
- MF：アセンシオ、カゼミーロ、モドリッチ
- FW：ロドリゴ、ベンゼマ、ヴィニシウス
ビジャレアル（順位：12位 勝ち点7｜1勝4分0敗｜6得点3失点）
ビジャレアルは前節、エルチェに4-1で勝利。開始早々にジェレミ・ピノが先制点を奪取すると、19分に追いつかれたものの前半終盤にマヌ・トリゲロスが再びリードを奪い、そのまま快勝劇に繋げた。
UEFAチャンピオンズリーグ（UCL）でアタランタと2-2で引き分けるなど地力の強さは見せていたが、エルチェ戦が今季初勝利となったビジャレアル。とはいえ、それまでの公式戦5試合はすべて引き分けで無敗を保っており、守備の安定感は目立っていた。
とはいえ、エルチェ戦で先制点を決めたピノや大黒柱のジェラール・モレーノらの負傷者リスト入りが報道。欧州大会出場権が獲得できる上位入りが目標となるチームは12位に甘んじているが、少しでも勝ち点が欲しい状況で台所事情も加味して守備的な戦いを選択する可能性もありそうだ。
注目選手：パコ・アルカセル
G・モレーノを欠く中で大きな期待を受けるP・アルカセル。今季はなかなか出場機会を得られなかったが、公式戦初先発となったエルチェ戦では先制アシストを記録した。また、キャリアを振り返ればビジャレアルやバルセロナではあまり多くのプレータイムを与えられていないものの、バレンシア時代にはレアル・マドリードとの直接対決5試合で2ゴールをマーク。緊迫した試合で結果をもぎ取る能力に優れており、今回のビッグマッチはビジャレアルでの転機にできるかもしれない。
予想フォーメーション（4-3-3）
- GK：ルッリ
- DF：M・ガスパール、アルビオル、P・トーレス、エストゥピニャン
- MF：パレホ、キャプー、トリゲロス
- FW：モイ・ゴメス、P・アルカセル、ダンジュマ
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2021年9月26日（日）日本時間4:00
- 解説：小澤一郎 実況：倉敷保雄
- 会場：サンティアゴ・ベルナベウ
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