試合の概要
ここまでの5戦で2勝1分け2敗のマンチェスター・ユナイテッドと、6試合を消化して3勝3敗のアーセナルがオールド・トラフォードで激突する。
マンチェスター・ユナイテッド（15位 勝点7 ｜ 2勝1分け2敗 ｜ 9得点12失点）
第4節までに2敗を喫したマン・Uだが、前々節のニューカッスル戦を4-1で快勝すると、20日のチャンピオンズリーグ（CL）グループH第1節でパリ・サンジェルマンを相手に2-1で勝利。前節のチェルシー戦は0-0で終わったものの、相手GKに再三にわたって決定機を阻まれるなど、まずまずの内容で勝ち点を手にした。
そして28日に行われた直近のCLグループH第2節、RBライプツィヒ戦では4-3-1-2の布陣を採用し、相手を圧倒。マーカス・ラッシュフォードのハットトリックなどで、5-0の大勝を飾った。
強豪相手の3連戦で好内容を見せているチームでは、新戦力のアレックス・テレスが新型コロナウイルス検査陽性で離脱となっており、アントニー・マルシャルもこの試合まで出場停止。それでも、主力が軒並みコンディションを上げてきており、今回の試合も良好なチーム状態で迎えることができそうだ。
注目選手：マーカス・ラッシュフォード
ピッチ外での食糧支援活動で称賛を受ける男は、ピッチ上でも結果を残している。PSG戦では途中出場ながらキャリア初となるハットトリックを記録。仕掛けのキレ味からもコンディションの良さがうかがえ、PSG戦ではハットトリックだけでなく、マルシャルのPK奪取にも絡んだ。疲労感もないはずで、万全の状態でこのビッグマッチに臨めそうだ。
予想スタメン（4-3-1-2）
- GK：デ・ヘア
- DF：ワン=ビサカ、リンデレフ、マグァイア、ショー
- MF：フレッジ、B・フェルナンデス、マクトミネイ、ポグバ
- FW：グリーンウッド、ラッシュフォード
アーセナル（11位 勝点9 ｜ 3勝3敗 ｜ 8得点7失点）
一方のアーセナルは前節、レスターと対戦。前半チャンスを演出しながらも決めきれずにいると、後半序盤にダヴィ・ルイスが負傷するアクシデントに見舞われる。終盤には途中出場のジェイミー・ヴァーディに決勝弾を奪われ、0-1の敗戦で今季3敗目を喫した。
29日にはヨーロッパリーグ（EL）グループB第2節でダンドークをホームに迎えた。アイルランド王者に対して控え組を中心に臨んだチームは相手を圧倒し、エンケティアとウィロック、ニコラ・ペペのゴールにより3-0で勝利し、大会2連勝を飾った。
今回はELから中2日という厳しい日程となるが、ダンドーク戦で多くの主力を休ませることができたのは好材料。懸念は、パブロ・マリやカラム・チェンバース、ロブ・ホールディングなど負傷者が続出しているCB陣だ。グラニト・ジャカやモハメド・エルネニー、セアド・コラシナツらもCBとして起用することになっている中、アルテタ監督が好調マン・U攻撃陣に対してどのように臨むか注目だ。
注目選手：ピエール＝エメリク・オーバメヤン
2シーズン連続で22ゴールを記録し、今夏に移籍がうわさされながらも残留を決めたオーバメヤン。キャプテンとして開幕した初めてのシーズンだが、ここまでは開幕節の1ゴールにとどまっている。強豪との対戦が続いたここ4戦ではゴールやアシストがなし、チームもその4戦で3敗を喫しているだけに、この大一番での活躍が求められる。
予想スタメン（3-4-3）
- GK：レノ
- DF：ムスタフィ、ガブリエウ、ティアニー
- MF：ベジェリン、ジャカ、トーマス、サカ
- FW：ペペ、ラカゼット、オーバメヤン
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2020年11月2日（月）日本時間1:30
- 解説：水沼貴史 実況：下田恒幸
- 会場：オールド・トラフォード
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