今夏チェルシーに復帰したFWロメル・ルカクが、インテルからの移籍を振り返っている。
2011年に18歳でチェルシーに加入したが、ほとんど出番が得られないまま退団していたルカク。その後はエヴァートンで評価を高め、2017年にはマンチェスター・ユナイテッドへ移籍を果たした。しかしタイトルは獲得できないまま、2019年にインテルへと去っている。その後、イタリアでの2シーズンで95試合64ゴールをマークし、昨季はインテルを11年ぶりのセリエA優勝へ導いた。
今夏も当初はインテルへの残留を明言していたが、クラブの財政難の影響などもあり、古巣チェルシーへと7年ぶりに復帰を果たした。『HLN』のインタビューでは、インテルを退団した理由を明かした。
「インテルを離れるとしたら、チェルシーしかなかった。多くの子どもたちはレアル・マドリードやバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドが大好きかもしれないけど、僕にとってはチェルシーなんだ。僕にとってのチェルシーが持つ意味は、誰もが知っているだろう」
「もしオファーをもらえたら、僕がノーと言えるかな? チェルシーが本気だとわかったのは、3回目のオファーだった。1億ユーロ、1億500万ユーロ、1億1000万ユーロ……これで『本当に本気なんだ』と思ったよ」
「僕はマンチェスター・ユナイテッドで深い穴にはまってしまった。そこから助けてくれたインテルを裏切るようなことをしたくなかった。だから、練習後に(指揮官シモーネ)インザーギのところまで行ったんだ。もうミラノは頭になかったから、雰囲気を壊したくなかった。『どうか合意してほしい』と伝えたんだ」
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