J1、J2、J3の全カテゴリーの試合が開催された4日。J1は2試合が開催された。
ボトムハーフからの脱出を図る11位・北海道コンサドーレ札幌と15位・徳島ヴォルティスの一戦は、最後の最後にスコアが動く展開となった。前後半を通して拮抗した試合を展開した両者は、ゴール前まで迫るものの、それをなかなか結果に結実することができない時間が続く。そして、迎えた88分だった。左サイドでボールを動かす札幌は、コンビネーションからFW菅大輝がクロス。これが徳島ディフェンスのオウンゴールを誘い、土壇場で貴重な先制点を手にした。このまま試合は終了。チャンスをゴールへと結びつけた札幌が1-0で勝利した。
もう1試合は清水エスパルスと大分トリニータが対戦。前半から互いにチャンスを作りながらもなかなかゴールが奪えない中、試合が動いたのは67分だった。CKの流れからDFヴァウドのクロスにDF原輝綺が右足で押し込み、均衡を破った。その後は互いに守護神が好セーブを見せ、清水が1-0で逃げ切り。順位を13位に上げている。
1試合が開催されたJ2では、ブラウブリッツ秋田が愛媛FCに3-1で快勝している。J3は4試合が開催。テゲバジャーロ宮崎が福島ユナイテッドFCに3-2で勝利し、4試合ぶりの白星を飾って4位に浮上した。また、首位のFC岐阜は終盤の失点で1-2の敗戦。勝ったAC長野パルセイロは4連勝となった。
■7月4日開催 結果
・J1第21節
札幌 1-0 徳島
清水 1-0 大分
・J2第21節
愛媛 1-3 秋田
・J3第14節
八戸 1-0 藤枝
YS横浜 1-2 讃岐
宮崎 3-2 福島
長野 2-1 岐阜
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