マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、今シーズンの不調について言及した。サッカーメディア『Goal』が伝えている。
マンチェスター・Cは現地時間24日、プレミアリーグ第6節でウェストハムと対戦。18分にマイケル・アントニオの得点で先制されながらも、51分にフィル・フォーデンが同点弾を決め切ったが、そのまま試合が終了して1-1で引き分けた。
これにより、マンチェスター・Cのここまでのリーグ戦における戦績は2勝2分け1敗。ウェストハム戦終了時点で暫定12位に沈んでおり、開幕5試合で勝ち点8という数字はグアルディオラ監督の指揮官キャリアにおいてワーストの記録となっている。
ウェストハム戦後、グアルディオラ監督は「我々のシーズンスタートと現在地を分析しなければならない。多くの負傷者、準備不足、試合間隔の短さにより苦戦し、ここまで信じられないほどにタフな試合が続いている」と不調の理由が日程やトラブルに起因すると語った。
また、新型コロナウイルスによる影響も否定はしていない。
「アカデミーの選手を数名ベンチに置いて戦っている。これについて文句を言うつもりはない。ウェストハムの最初のゴールについて苦言を呈することもできるが、何も言うつもりはない。現実は4~5人のコロナ感染者を出して、1週間や2週間の準備期間により苦労しているということで、我々には時間が必要だ」
さらに、グアルディオラ監督は負傷者の多さも嘆いている。
「ストライカーの1人(ガブリエウ・ジェズス)は開幕戦で負傷し、セルヒオ(アグエロ)は4カ月の離脱から帰ってきたばかり。ケヴィン(デ・ブライネ)も負傷し、(イルカイ)ギュンドアンは初めて90分をプレーした。3日ごとに4つの大会を戦うにはスカッドが必要だ。それがなければ本当に難しい。コロナにより通常よりもシーズンの閉幕と開幕が遅れた。彼らには休みが必要で、実際にトラブルが起きている」
波に乗り切れないまま、現地時間27日にはUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)のグループCマルセイユ戦が控えるマンチェスター・Cだが、グアルディオラ監督は「選手たちはピッチ上ですべてを出し切っている。今日も戦い、最後には本当に疲れていた。だから我々は今、リカバリーと次のチャンピオンズリーグについてのみ考えることになる」とウェストハム戦のドローを横において次の試合に照準を合わせることを強調している。
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