アーセナルDFキーラン・ティアニーは、シーズン今後へ向けて意気込みを示している。
プレミアリーグ開幕から14試合で早くも8敗を喫するなど、低迷が続いていたアーセナル。そんな中、26日に第15節でチェルシーとの“ビッグ・ロンドン・ダービー”に挑んだ。すると、前半にアレクサンダル・ラカゼットのPKとグラニト・ジャカの直接FKで2点をリードし、56分にはブカヨ・サカが見事なゴールを突き刺す。チェルシーの反撃を1点に抑え、3-1で勝利を飾った。
解説陣やメディアから激しい批判にさらされていた中、リーグ戦8試合ぶりの勝利を挙げたアーセナル。ティアニーは試合後『スカイスポーツ』に対し、「これが始まりだ」と語った。
「今日はこれが必要だった。ファンへポジティブになるための何かを与える必要があったんだ。今季は何回か悪い結果となっている。だから、これが始まりなんだ」
「僕らは一歩踏み出し始めた。これがここ数週間のトレーニングでのメッセージだ。始まりであり、何かを積み重ねていくためのものだ。勝利と3ポイントが欲しかった。確実に順位を上げていきたい」
なおこの試合では、ミケル・アルテタ監督はサカやガブリエウ・マルティネッリ、エミール・スミス＝ロウなど、若手選手を積極的に起用し、ビッグマッチに勝利している。23歳のティアニーは、「ここにいる若手選手はみんな飢えているよ。プレーするための基盤を整えているし、今日は素晴らしかったよね」と躍動した若手選手を称えた。
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