マジョルカは9日にラ・リーガ第31節、本拠地ソン・モッシュでのアトレティコ・マドリー戦に臨む。前日会見に出席したハビエル・アギーレ監督は、残留達成のためには残り8試合すべて無駄にできないこと、さらには観客のサポートが絶対不可欠であることを強調している。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。
残留圏17位カディスと勝ち点2差で降格圏18位に位置しているマジョルカ。アギーレ監督は今回、同チーム指揮官として初のホーム戦に臨むが、ラ・リーガを代表する強豪から結果を手にするためには観客の後押しが絶対に必要であると説いている。
「個人のあらゆる才能をチームのために供さなくてはならない。私たちは一つにまとまらなくてはいけないんだ。なぜならば、私たちの残りライフは8つで、1つたりとも無駄にすることはできないのから。ここのファンはチームに尽くしてくれている。マジョルカはこの5年間、1部、2部、2部Bでプレーしてきたんだ。彼らは私たちの1部残留を助けてくれるだろう。チームは、そんな彼らが誇りを感じられるようにすべてを力を出さなくてはならない」
「鍵を握るのは、12人目の選手であるサポーターの応援とともに勝利することだ。(前節)ヘタフェ戦でも多くのマジョルカサポーターが駆けつけてくれ、その存在を感じることができた。大量の青の中に赤い集団が混じり、私たちを元気づけていたことはね。私は、初めてサポーターと一緒に臨むこの試合に大きな期待を抱いている。シーズン前半戦の結果(久保建英の決勝弾で2-1勝利)を繰り返すことができたら素晴らしいね」
アギーレ監督にとっては古巣との一戦でもあるが、ディエゴ・シメオネ監督に対しては称賛の言葉を送った。
「チョロがこれだけ長い間成し遂げていることについては、称賛の言葉以外は持ち得ない。彼らは良い調子にあるし、ヘタフェと同様に厳しい試合を強いるだろう」
「アトレティコはチャンピオンズリーグを戦っている最中? チョロのことは知っているが、チャンピオンズのことは考えていないだろう。アトレティコが何かをプレゼントすることはない。ラ・リーガでも同様に激しく来るだろう。コパでもチャンピオンズでも、ね。チャンピオンズを考えながら私たちと戦うとは思えない。厳しい戦いになるだろうよ」
その一方で、自チームの選手たちには何よりもインテンシティーを求めている。
「降格圏にいるチームがインテンシティーを発揮できないならば、その場から立ち去ったが方がいい。まったく意味が分からないことだからね」
「私が選手たちに最低限頼まなければならないことは、インテンシティーやら集中となる。それこそがプロフェッショナルに求めなくてはいけないことだ。良いパフォーマンスとか、ゴールが入るとか、勝利するとかはその後にあることであり、まずは激しさこそが必要なんだ」
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