バルセロナは、夏の移籍市場でインテルFWラウタロ・マルティネス獲得へ向けて巨額のオファーを用意しているのかもしれない。イタリア『トゥット・スポルト』が伝えた。
未だ最前線には世界最高の選手の1人であるリオネル・メッシが君臨しているバルセロナ。しかし、そのメッシも32歳に。また“相棒”ルイス・スアレスも33歳と、ベテランの域に突入している。活躍が期待されたウスマン・デンベレは負傷が続き、アントワーヌ・グリーズマンも移籍金に見合った活躍とはいかない状況だ。
さらにスアレスの負傷によって、今季はメッシへの依存が深刻な状態に。これを受け、クラブは新たなストライカー探しを進めていると伝えられている。トップターゲットとしてパリ・サンジェルマンFWネイマールの名前が度々挙がっているが、もう1人の南米出身ストライカーの獲得も熱望しているようだ。
『トゥット・スポルト』によると、バルセロナはL・マルティネス本人に年俸700万ユーロ(約8億2000万円:純額)の5年契約を準備。さらに2年の延長オプションも付帯しているようだ。
しかし同メディアは、選手と条件面で合意したとしても、次はインテルを納得させなければならないと指摘。移籍金は1億1000万ユーロ(約128億円)とも評価されているが、金額を抑えるために交渉するだろうと報じている。
一方で、ネイマールの交渉も諦めないという。英『スカイスポーツ』などは、グリーズマンを譲渡することで移籍金を抑える構えだと伝えた。
新型コロナウイルスの影響で試合が中断し、放映権収入やマッチデー収入がストップ。1億ユーロ(約120億円)の減収を強いられるとも指摘されたバルセロナ。2人のストライカー獲得へ向け、巨額の資金をねん出することは難しいと見られるが、次の移籍市場での動きに注目が集まっている。
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