22日、各地でJ1、J2が開催された。
この日唯一のJ1カードとなったのはジュビロ磐田と北海道コンサドーレ札幌の一戦。勝点差『3』の両チームが、ヤマハスタジアムで顔を合わせた。
先手を奪ったのはホームの磐田。早くも8分に先制に成功する。CKを獲得すると、キッカーを務めたのは遠藤保仁。名手がゴール前に入れたボールのセカンドに詰めた山本義道が体勢を崩しながら押し込んだ。
ただ、札幌もすぐに反撃。28分、多くの人数をかけ押し込むと、右サイドからルーカス・フェルナンデスが上げたクロスに深井一希が上手く右足で合わせ同点に追い付いた。
1-1でスタートした後半、最初にチャンスを作ったのは磐田。キックオフからわずか1分足らず、松本昌也の突破から杉本健勇がシュートまで持ち込むも、ここはポストに嫌われゴールとはならなかった。
その後も磐田がゴールに迫るシーンを作ったが、次の1点を奪ったのは札幌。55分、3バックの一角に入っていた中村桐耶の持ち上がりから、左サイドで待っていた青木亮太がクロス。これを駒井善成が頭で押し込み、逆転に成功した。
終盤にはGK大谷幸輝が負傷交代するアクシデントに見舞われたが、代わりに入った中野小次郎が交代直後から冷静にプレー。逃げ切りに成功した札幌が勝点3を積み上げ、8位に浮上した。
2試合が行われたJ2では、町田ゼルビアとザスパクサツ群馬が対戦した。前節で9試合ぶりの勝利をつかんだが町田が、この日も先制に成功する。CKの二次攻撃からボランチの佐野海舟がヘディングシュートを決め、先手を奪った。
後半は群馬に押し込まれる場面もあったが失点せずに切り抜けると、終了間際に試合を決定付ける追加点を奪う。ゴール前でクロスボールを拾ったドゥドゥがゴールネットに突き刺した。これで町田は2連勝。J1昇格プレーオフ圏内の5位に順位を上げた。
もう1試合では、レノファ山口とV・ファーレン長崎が激突。前半立ち上がりと終了間際にゴールを奪った長崎が、後半に山口の反撃を1点に抑え、3試合ぶりの勝利。大混戦ながらも7位に浮上した。
■ 5月22日開催 結果
・J1第14節
磐田 1-2 札幌
・J2第17節
町田 2-0 群馬
山口 1-2 長崎
関連記事
● 大阪ダービーは3得点を挙げたC大阪に軍配。上位陣は軒並み勝利を逃す形に| 5月21日結果まとめ | Jリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?