ビジャレアルは2日、レアル・ソシエダとのプレシーズンマッチを行った。
インターナショナルウィーク中ということもあり、両者代表招集選手を欠いて行った一戦。ソシエダでは今夏の目玉補強であるダビド・シルバが新型コロナウイルス感染のために欠場となった。そんな中、ビジャレアルの久保建英は2試合ぶりの先発出場。トップ下にポジションを取った。
試合は開始2分に動く。ビジャレアルは前線からハイプレスを仕掛けると、久保のプレッシャーを受けたソシエダDFのパスをチュクウェゼがカット。パスを受けたコクランが左足のシュートを叩き込んだ。早い時間でホームチームが先制に成功する。
ビジャレアルは19分、ビルドアップを狙われてPKを献上するが、W・ジョゼのキックをGKアセンホがファインセーブ。失点を許さない。久保は中盤真ん中でうまく動きながらボールを引き出し、チャンスメイクに絡んでいく。
すると30分、ビジャレアルはモイ・ゴメスが倒されてPKを獲得。これをパコ・アルカセルが確実に沈め、リードを2点に広げた。
後半に入っても、ビジャレアルは高い位置からのプレスや丁寧なビルドアップでボールを支配。右サイドの移動した久保も上手く絡んでいく。印象的な活躍を見せた16番は、82分にベンチへ下がった。試合はこのまま終了し、ビジャレアルが2-0で勝利。開幕を来週末に控える中、良い結果を手にした。
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