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人口85人の村からレアル・マドリード下部入団…レバンテMFデ・フルトス「レアルの練習場は故郷より大きかった」 | ラ・リーガ

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人口85人の村からレアル・マドリード下部入団…レバンテMFデ・フルトス「レアルの練習場は故郷より大きかった」 | ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカー ニュース】レバンテで本格的ブレイクを果たしたデ・フルトスが、その生い立ちを語った。

レバンテMFホルヘ・デ・フルトスが、故郷の田舎町ナバレス・デ・エンメディオについて語った。

レアル・マドリードの下部組織出身で、現在ラ・リーガ有数のMFに挙げられているデ・フルトス。同選手の故郷は、カスティーリャ・イ・レオン州セゴビア県にあるナバレス・デ・エンメディオで、その人口はわずか85人という田舎町だ。

現在25歳のデ・フルトスはスペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで、幼少の頃の思い出について語っている。

「子供の頃はバルで母親の手伝いをしていた。ベーコンとチョリソの前菜をお客さんに持って行ったよ。それと動物小屋にも通っていた。豚に餌をやるため、排泄物を片付けるためにね。頼まれることはあまり好きなことじゃなかったけど、それでもやっていた」

そうした田舎町で暮らしていたために、本格的にフットボールを始めるのも遅かったという。

「フットボールを遊ぶ子供はわずかしかいなかった。最初は石をポストにして、その後にゴールを置くようになったね。連盟に登録しているチームは存在しなかった。一番近くにあったチームはセプルベダ(人口約1000人)で、そこにカデテ(U-15)のチームがあった。それより前の年代のチームは存在せず、だから15歳からフットボールを始めることになった」

フットボーラーとしての才能を持っていたデ・フルトスは、2016年にマドリードにあるラージョ・マハダオンダに入団。そこで2シーズンをプレーした後、自身の憧れのクラブであったレアル・マドリードに加わるチャンスをつかんだ。

「レアル・マドリードの練習場は、自分の村よりも大きく感じた。世界最高のクラブの下部組織に在籍するのは、プライスレスの価値があったね」

デ・フルトスはレアル・マドリードではBチームのカスティージャまでプレー。その後レンタル移籍によってバジャドリー、ラージョ・バジェカーノに在籍し、2020年夏に完全移籍でレバンテに加入して本格的ブレイクを果たした。

ちなみにナバレス・デ・エンメディオの面積は24平方キロメートルで、レアル・マドリードの練習場は1.2平方キロメートル。ただ、すべてが整備されていて、建物も大きいレアルの練習場の方が広大に感じるのは、当たり前のことかもしれない。

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