昨年9月にパリ・サンジェルマン(PSG)FWネイマールの父親とバルセロナ会長の間で行われた秘密会談の詳細が明らかになっているようだ。スペイン『アス』が伝えている。
2017年夏に史上最高額の移籍金2億2200万ユーロ(現在のレートで約260億円)でバルセロナからPSGに移籍したネイマール。同選手は2016年10月に2021年6月30日までの新契約にサインしており、その契約には代理人であるネイマールの父親に2600万ユーロ(現在のレートで約30億円)のボーナスが支払われるという条項が付帯していたという。
しかし、ボーナス支払いの条件を満たしていないとのことで、バルセロナは支払いを拒否。ネイマールの父親が訴えを起こすことが伝えられていた。
今回の報道によれば、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長とネイマールの父親は昨年9月、バルセロナにあるホテル・アーツで会談。その中でネイマールの父親はボーナスを求める訴訟を取り下げる代わりに、復帰させるよう約束することを望んだという。
だが、クラブは書面にサインすることを拒否。不適切な行為としてPSGに国際サッカー連盟(FIFA)に報告される事態を避けるために、その判断に至ったようだ。これにより、訴訟問題はネイマールのバルセロナ復帰可否と同様に保留されたままになっているとされる。
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