2022年1月の移籍市場も残り7日。ウスマン・デンベレやドゥシャン・ヴラホヴィッチら注目タレント5人の近況をお伝えする。
ウスマン・デンベレ（バルセロナ）
噂の移籍先：チェルシー、ニューカッスルなど
バルセロナからの契約延長オファーを保留しつづけ、身の振り方を明らかにしていない。これに痺れを切らしたクラブ側は20日の時点で「1月31日までに移籍先を探してほしい」と退団を勧告した。
しかし、スペイン・プロサッカー選手協会が不当な扱いと声明を出せば、デンベレもSNSで「圧力に屈しない」と表明した。その後、デンベレは胃の不調を訴え、23日の試合に向けたミーティングを欠席。泥沼化の様相を呈している。
ドルトムント時代の恩師トーマス・トゥヘル率いるチェルシー、サウジアラビア資本になったニューカッスルなどが噂の移籍先にあがるが、ドルトムント退団時にも物議をかもしたアタッカーを迎え入れるクラブは本当に現れるのか。
ドゥシャン・ヴラホヴィッチ（フィオレンティーナ）
噂の移籍先：ユヴェントス、アーセナル
長らくアーセナルのトップターゲットと目されていたが、ユヴェントス行きに近づいているようだ。セリエA最多タイの17ゴールを叩き出しているセルビア代表FWを巡り、ユヴェントスとフィオレンティーナが移籍金の額で合意とも報じられる。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者（スカイ・イタリア）は「ユヴェントスとフィオレンティーナが本日（25日）直接連絡をとる」とツイート。また、同記者はユーヴェのFWアルバロ・モラタが「バルセロナ移籍を望んでいる」とも明かしている。
ロマーノ記者によれば、移籍金は7500万ユーロ（約97億円）で、ユーヴェは選手側と条件を詰めているという。
アントニー・マルシャル（マンチェスター・U）
噂の移籍先：セビージャ
かねてより移籍願望を隠していなかったフランス代表FWの新天地はセビージャになりそうだ。英国の各メディアが「ローン移籍間近」と伝えている。
現地『マンチェスター・イヴニング・ニュース』によると、セビージャがマルシャルのサラリー全額を負担。当初は半額負担を申し出ていたが、ユナイテッドの要求を呑み、一気に交渉成立に向かったようだ。なお、レンタル料は発生しない模様。
ロマーノ記者によれば、マルシャルとセビージャは「数時間以内」にサインする。
ジョルジニオ・ワイナルドゥム（PSG）
噂の移籍先：アーセナル、トッテナム
水面下でノースロンドン・ダービーが勃発か。パリ・サンジェルマン（PSG）で信頼を得られずにいるオランダ代表MFに、リヴァプールを退団した昨夏以来となるプレミア復帰の噂が浮上している。
ミケル・アルテタ監督が中盤の補強を望むアーセナル、そして、同じロンドン北部のトッテナムが受け皿候補といわれる。後者はタンギ・エンドンベレのローン移籍に関して、ワイナルドゥムが所属するPSGと交渉中（ロマーノ記者）だ。
ジェシー・リンガード（マンチェスター・U）
噂の移籍先：ニューカッスル、ウェストハム、ニース
ユナイテッドのラルフ・ラングニック監督が記者会見で触れたように、ニューカッスルからの関心はもはや公然の秘密だろう。もっとも、話が具体化している様子はなく、ラングニック監督は先週末に「本人がどうしたいか」と言及している。
最新の情報では、リーグアンで2位と好調のニースが接触を試みるかもしれない。フランス『FOOT MERCATO』によると、クリストフ・ガルティエ監督がフロントに獲得を進言したという。
関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。