FIFA(国際サッカー連盟)は25日、東京オリンピック(五輪)の男子サッカーにおける選手年齢制限について、「1997年1月1日生まれ以降の選手たちで構成される」ことを審議会で正式に承認。U-23日本代表の森保一監督は、「より成熟してパワーアップし、金メダル獲得のための活動をしていきたい」と思いを明かした。
今年の7月22日から8月9日まで開催予定だった東京五輪は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により1年間の延期が決定。同大会は来年7月23日から8月8日にかけて開催されることが決まっている。
五輪のサッカー競技においては、年齢制限がどうなるかが注目されていた。当初の制度では各国が1997年1月1日生まれ以降の選手にオーバーエイジ3名を加えた代表チームで参加することとなっており、これが五輪の延期によって制度が変更されるかが議論の焦点となっていた。
4月3日には国際サッカー連盟(FIFA)が、新型コロナウイルス対策のワーキンググループの第1回会合が行われ、東京五輪男子サッカー競技の出場資格を1997年1月1日生まれ以降で維持することを勧告していくことで全会一致したと発表。その後の情報が待たれていた。
そして今回、FIFAは25日の審議会で、制度を変更した場合、来年の東京五輪開幕時に24歳以上になっている選手が本来有していた出場資格を失うことを考慮し、同大会ではそのまま1997年1月1日生まれ以降の選手が登録可能となることを発表した。また、東京五輪にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を導入することも決定したと発表している。
この決定を受け、U-23日本代表の森保一監督は次のようにコメントしている。
「東京五輪までの一年という時間のなかで、ともに活動してきた選手たちがさらに経験を積んで成長し、個々のプレーもよりクオリティが高いものをお見せすることができます。チーム作りにおいても、より成熟してパワーアップし、金メダル獲得のための活動をしていきたいと思います」
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