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来季のセリエA昇格2チームが決定!セリエB覇者レッチェと元福岡ペッキア率いるクレモネーゼ | セリエA

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来季のセリエA昇格2チームが決定!セリエB覇者レッチェと元福岡ペッキア率いるクレモネーゼ | セリエAGetty
【欧州・海外サッカーニュース】日本時間7日、セリエB最終節が行われ、優勝したレッチェと2位クレモネーゼが自動的に来シーズンのセリエA昇格することが決定した。

セリエB第37節終了時点でレッチェ、モンツァ、クレモネーゼ、ピサの4チームに自動昇格の可能性が残る混戦の中で迎えた最終節。首位レッチェがホームでポルデノーネに1-0で勝利を収めて合計71ポイントを獲得。12年ぶり2度目のセリエB優勝を飾り、2019-20シーズン以来となるセリエA復帰を決めた。

また元アビスパ福岡のファビオ・ペッキアが指揮官を務める3位クレモネーゼは、敵地において2-1でコモに勝利して69ポイントを獲得。ペルージャに敗れた元ミラン名誉会長シルヴィオ・ベルルスコーニ氏が率いるモンツァを追い抜いて2位へ浮上し、1995-96シーズンを最後に遠ざかっていたセリエAへの自動昇格が決定した。

レッチェはイタリア南部プーリア州を拠点とし、1923年に創設。OBでもあるマルコ・バローニが指揮官に就任した今シーズン、19勝14分5敗の成績でクラブ通算2度目のセリエB優勝を飾ると、バローニは選手および監督としてリーグを制したクラブ史上初の人物となった。レッチェ指揮官は『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに対し、「最高の感動だ。選手たちとともに1年間で素晴らしい仕事をすることができ、満足している。常に進化を求めて努力してきたが、その結果が実った」と喜びを露わにした。Esultanza di un giocatore del LecceGetty

一方、クレモネーゼは、イタリア北部ロンバルディア州クレモーナで1903年に創設。過去に7シーズン、セリエAで戦った経験を持つ。最後にセリエAでプレーしたのは26年前に遡るが、昨年1月から指揮を執る元アビスパ福岡指揮官のペッキアの下、今シーズンは20勝9分9敗の成績を残し、クラブ通算8度目となるセリエAへ挑戦することが決まった。

ペッキアは、最終節での逆転のセリエA昇格決定に、「今シーズンは浮き沈みがあり、クレイジーなシーズンだった。我々よりも実力のあるチームが揃い、極めて難しいリーグ戦だったが、奇跡が起きた。クレモネーゼ全体が歓喜している」と語った。Cremonese

残る1枠は昇格プレーオフで決定

なおモンツァは2位から4位へと転落。3~8位のピサ、ブレシア、アスコリ、ベネヴェント、ペルージャとともに、日本時間14日から行われる昇格プレーオフへと回り、残る1枠を懸けて競うことになる。一方、自動降格は18~20位のアレッサンドリア、クロトーネ、ポルデノーネの3チーム。昨シーズンにセリエAでプレーしたクロトーネは、2年連続での下位リーグへの降格となる。また16位コセンツァと17位ヴィチェンツァがセリエB残留争いを懸けてプレーオフに挑む。

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