試合の概要
6試合無敗のサッスオーロと、2試合未勝利のユヴェントス。対照的なチーム状況だが、地力ではユヴェントスが上回る。シーズン終盤の一戦はどのようなものになるのだろうか。
サッスオーロ(1部8位 勝ち点46 | 13勝7分12敗 | 59得点54失点)
6試合無敗と波に乗るサッスオーロ。6位ナポリとは暫定で5ポイント差となっており、欧州カップ戦出場権獲得も夢ではなくなってきた。
とりわけ前節は、2位ラツィオを下す金星を獲得。見事なアップセットを遂げた。当然首位ユヴェントス相手に勝利し、リーグ戦5連勝といきたいところだ。
地力ではユヴェントスにはるか及ばないが、チーム状態ではサッスオーロが上回る。2試合未勝利のユヴェントスには停滞感が漂っており、ここ2試合の不調を引きずることがあれば、サッスオーロにも調子はあるだろう。
注目:フランチェスコ・カプート
前節ラツィオ戦では、1ゴール1アシストの大活躍で勝利に貢献。32歳のベテランは今季もリーグ戦30試合に出場し、16ゴール6アシストと大車輪の活躍を見せている。
ベテランらしい勝負強さが売りで、今季はラツィオ、ユヴェントス、ローマ、インテルなど強豪クラブからゴールをマーク。次節ユヴェントス戦で期待しても間違いはないはずだ。
予想スタメン(4-2-3-1)
- GK:コンシーリ
- DF:トリアン、マルロン、フェッラーリ、キリアコプロス
- MF:ブラビア、ロカテッリ、ボガ、ジュリチッチ、トラオレ
- FW:ラスパドーリ
ユヴェントス (1部1位 勝ち点76 | 24勝4分4敗 | 67得点32失点)
残り6試合で2位ラツィオとは勝ち点8差。9連覇は濃厚となっているが、チーム状況は良いとは言いがたい。
そもそもラツィオ、インテルらが調子を落としていったことで、勝ち点差は広がった。加えて、ここ2試合は低調な出来。ミランには4ゴールを許す逆転負けを喫し、前節アタランタ戦では試合を支配され、ラッキーなハンドによるPK2発で勝ち点1を拾っている。
マウリツィオ・サッリ監督の1年目はひとまずリーグ優勝のタイトルは確保できそうだが、評価はまだまだ。シーズン終了までにピッチ内での内容を改善し、8月に行われるチャンピオンズリーグの結果次第でサポーターから合否を判断されることになりそうだ。
注目選手: クリスティアーノ・ロナウド
チーム状況はいいとは言えない中、確実にゴールを積み重ねている姿はさすがの一言に尽きる。
セリエA再開からすべての試合でゴールを挙げており、前節のアタランタ戦ではPKとはいえ2ゴールをマーク。ビハインドにある中、プレッシャーを感じさせない強烈なシュートを2本突き刺した。2試合未勝利という悪い状況を断ち切るためには、この男のゴールは必要不可欠となるはずだ。
予想スタメン(4-3-3)
GK:シュチェスニー
DF:クアドラード、デ・リフト、ボヌッチ、ダニーロ
MF:ラビオ、ピャニッチ、ベンタンクール
FW:ドウグラス・コスタ、ディバラ、C・ロナウド
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2020年7月16日(木)日本時間4:45
- 解説実況あり
- 会場:マペイ・スタジアム=チッタ・デル・トリコローレ
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