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元伊代表アンブロジーニ氏らが混戦のセリエAを分析「インテルには心理的な問題。今のミランは99年より優勝に近い」 | セリエA

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元伊代表アンブロジーニ氏らが混戦のセリエAを分析「インテルには心理的な問題。今のミランは99年より優勝に近い」 | セリエAGetty
【欧州・海外サッカーニュース】 『DAZN(ダゾーン)イタリア』で解説者を務める元イタリア代表のマッシモ・アンブロジーニ氏とマルコ・パローロ氏が14日(日本時間)、セリエA第29節を振り返り、見解を示した。

セリエA第29節では、ミランがエンポリに勝利して首位を守った一方、インテルがトリノと引き分けて3位へと後退。代わってナポリが2位へと浮上した。元ミランのアンブロジーニ氏はまず、直近のリーグ戦で1勝3分2敗と成績不振が続くインテルを分析した。

「火曜日(UEFAチャンピオンズリーグのリヴァプール戦)から日曜日まで回復の時間はあったので、フィジカル面は大丈夫だったはずだが、特に前半のパフォーマンスは心配になるようなものだった。(マルセロ)ブロゾヴィッチの不在もあったが、心理的な問題について自問自答するべきだろう」

「どんな結論になるかは、次戦で明らかになるはずだ。問題は様々な要素が絡み合っている可能性もある。思ったよりも複雑な問題かもしれない。インテルらしくないパフォーマンスだった」

日本代表DF長友佑都のチェゼーナ時代の元同僚も、シモーネ・インザーギのチームについて、持論を展開した。

「昨日の(ミラン対エンポリの)結果の影響が大きい。追い抜かれたということに頭が行ってしまう。それでせっぱ詰まり、遅れを取り戻さなければならないと感じてしまう。それにチームに不可欠な存在であるブロゾヴィッチがいなかった影響もあるだろう」

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復調するスパレッティ率いるナポリ

ナポリは前節のミラン戦の敗北から立ち直り、ヴェローナで2-1と勝利を収めた。アンブロジーニ氏は、ルチアーノ・スパレッティ率いるチームのパフォーマンスを称えた。

「重要な答えを出したと言える。チームは前節の結果から立ち上がろうとして、良い試合を見せた。スクデット争いに関しては、そろそろ同ポイントとなった場合も考慮に入れ始めなければならない」

パローロ氏は、MFピオトル・ジエリンスキに代えてMFアンドレ・ザンボ・アンギサを先発メンバーに抜てきしたスパレッティの采配を評価した。

「ジエリンスキをベンチに置いたスパレッティも素晴らしかった。アンギサが戻ったことでナポリのバランスが変わった。彼はミラン戦も不在だったが、チームに足りなかったフィジカルをもたらしたように思う。ナポリは主役となるべきチームであり、ようやくパワー全開に戻った」

今のミランはザックの時よりも優勝に近い

最後にアンブロジーニ氏は、古巣ミランの決勝点をマークしたDFピエール・カルルに言及。若きフランス人DFをリヨンから引き抜いたパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)の功績を称えつつ、自身がスクデットを獲得したアルベルト・ザッケローニ指揮下のミランと比較した。

「マルディーニのおかげだ! 彼はカルルが真剣に取り組む選手に成長したと話していたよ。今のミランと1998-99シーズンの比較? 今のチームの方が私の時よりも、他のライバルとの力の差があるように思う。あの頃の(対抗馬だった)ラツィオは本当に強かった。今のチームの方がセリエA優勝に近いと考える」

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