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【インタビュー】夢を追い求めるインテル、インザーギ&新戦力ムヒタリアンが語る「セリエA最強の攻撃陣がルカクの加入でさらに…」 | セリエA

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【インタビュー】夢を追い求めるインテル、インザーギ&新戦力ムヒタリアンが語る「セリエA最強の攻撃陣がルカクの加入でさらに…」 | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】インテルのシモーネ・インザーギ監督や新戦力のMFヘンリク・ムヒタリアンらが『DAZN(ダゾーン)』の独占インタビューに応じ、シーズン開幕へ向けて意気込みなどを語った。

インザーギ指揮下で2年目のシーズンを迎えようとしているインテル。日本時間8月14日に予定されているレッチェとのセリエA開幕戦へ向けてアッピアーノ・ジェンティーレで準備に取り組む中、指揮官のインザーギらが『ダゾーン・イタリア』のプレシーズン特番「インサイド」に出演した。

セリエA通算19回の優勝を誇るインテルは昨シーズン、優勝候補の一角でありながらも、ライバルであるミランとのスクデット争いに敗れてリーグ戦2連覇を逃し、通算20回目の優勝で与えられる2個目のステッラ(星)にわずかに手が届かなかった。ジュゼッペ・マロッタCEOは、来年の王座奪還へ向けて自身の見解を語り、ライバルクラブに対する警戒を強めた。

「2個目のステッラ獲得は我々の夢だ。夢をより具体的なものへと変換し、実現するためには勇気が必要だ。だがユヴェントスは今年もあらゆる大会において優勝候補となるだろうし、上位にはミランやローマ、ナポリも食い込んでくるはずだ」
Marotta DAZN

スクデット獲得へ意欲を見せるインザーギ

指揮官のインザーギは昨シーズンを振り返り、チームの成績に満足していることを明かしてくれた。インテルはコッパ・イタリアおよびスーペルコッパのタイトルを獲得し、リーグ戦では首位ミランと2ポイント差の2位で終えた。

「昨シーズンのようなリーグ戦の成績を収めることができるのであれば、自信を持ってサインしたいくらいだ。非常に良いパフォーマンスで、長期間にわたって素晴らしいカルチョを見せることもできた。私は非常に満足している」

インテル指揮官は、昨シーズンにわずかに手が届かなかったスクデットの獲得を目指し、プレシーズンに取り組んでいる。

「さらに並外れたシーズンにするためには、スクデットを獲得する必要があったが、その差はわずか2ポイント。今年こそ勝ち取れるようにしたい。ライバルたちも我々と同じ目標を目指し、かなりの補強を行っているようだが、インテルもスクデットを目指して6日から取り組んできた」

「昨シーズンは重要な選手を売却し、当初は優勝候補の本命ではなかったが、開幕から3、4カ月で素晴らしい成績を収めたことで、誰もがインテルを優勝候補と予想するようになった。だが直近の2年間、我々よりも多くの資金を投入したチームはいくつもあったはずだ。いずれにせよ、インテルの目標はスクデットを獲得することだ」

昨シーズンの覇者であるライバルのミランとは、国内の大会で4回のダービーに挑み、1勝2分1敗の成績だった。また両チームが参戦したUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)では、インテルがベスト16に進出した一方、ミランはグループステージ敗退で、インザーギのチームに軍配が上がった。

「昨シーズンはリーグ戦やイタリア杯で合計4回の対戦があり、2回引き分けて、お互いに1勝ずつ挙げた。UCLでは、我々の方が良い成績を収めたが、リーグ戦では、ミランが素晴らしいパフォーマンスを見せたと言えるだろう」

新戦力のルカクとムヒタリアン

さらにインザーギは、今夏、チームに加わった新戦力のFWロメル・ルカクとMFヘンリク・ムヒタリアンについて語り、2人のチームへの貢献に期待を寄せた。

「ルカクは大きな熱意を持った選手で、昨シーズンは別のチームでプレーする決断を下したが、クラブはチャンスを上手く活かして再獲得を実現してくれた。彼がインテルにいてくれて満足している。昨シーズン、我々の攻撃陣はセリエA最強だったが、今年はロメルがいることで武器がさらに増えた」

「私は指揮官として、ムヒタリアンがプレーするローマと対戦したことがあるが、ラツィオにいた時も、インテルへ来てからも、彼にゴールを奪われたことを記憶している。彼は現在ケガ明けだが、トレーニングに最善を尽くしており、コンディションは上がってきている。きっとチームの付加価値になってくれるはずだ」

2022-0629-lukaku(C)Getty Images

ムヒタリアンが振り返るインテル移籍の決断

昨シーズン限りで3シーズンを過ごしたローマを退団し、今夏、インテルにフリーで加入したムヒタリアン。かつて一緒にプレーしたFWエディン・ジェコらから移籍先について事前に情報を得ることで、スムーズにチームに適応したことを明かしてくれた。またローマ退団の舞台裏についても語ってくれた。

「元チームメートだった(エディン)ジェコや(ロメル)ルカク、(マッテオ)ダルミアンから、インテルについてかなり話は聞いていた。そのおかげか、初日から居心地は良かったよ。ローマで3年間プレーし、UEFAカンファレンスリーグも制した。ローマの一員となれて光栄だったし、そのチームを離れるのは残念だった。だがサッカー界における変化は速い。僕は33歳だが、優勝を求めているんだ」

「(ジョゼ)モウリーニョだけでなく、クラブからも慰留された。だが最終的に合意に至ることはできず、退団を決断した。だがこの選択は僕だけでなく、ローマにとっても良いことだったのではないかな。ローマが(パウロ)ディバラを獲得して、僕もうれしく思っている」

最後にムヒタリアンは、自身と同じく今シーズンの新戦力となるルカクについて言及。マンチェスター・ユナイテッド時代以来となる競演を喜んだ。

「ルカクとは、マンチェスター・Uで半年間、一緒にプレーした。ピッチにおける相性も良かったし、素晴らしい時間を過ごすことができた。そんな彼とインテルで再会したが、ルカクは以前よりもさらに強くなっていたよ」
Mkhitaryan, InterGetty

放送・配信予定

  • レッチェ vs インテル
  • 配信:DAZN
  • キックオフ:2022年8月14日(日)日本時間3:45
  • 会場:スタディオ・コムナーレ・ヴィア・デル・マーレ

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