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【インタビュー】ユヴェントスの“テキサスボーイ”マッケニーが語る「セリエAはまるでチェスのよう」 | セリエA

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【インタビュー】ユヴェントスの“テキサスボーイ”マッケニーが語る「セリエAはまるでチェスのよう」 | セリエADAZN
【欧州・海外サッカーニュース】ユヴェントスに所属する米国代表MFウェストン・マッケニーが『DAZN(ダゾーン)』のインタビューでその素顔を明かした。

2020年夏にシャルケからユヴェントスに移籍すると、まるで花火のように才能を開花させたウェストン・マッケニー。ユヴェントスの“マゲット(小さな魔人)”は、前線に駆け上がればゴールを挙げ、中盤では守備に奮闘する。アンドレア・ピルロ指揮下の昨シーズン、頭角を現した23歳MFは、マッシミリアーノ・アッレグリ指揮下においても、中盤の序列において重要なポジションを勝ち取ることに成功した。

99.9%好きだったサッカー

そんなマッケニーは、『ダゾーン・イタリア』の企画でインタビューに応じ、自身のキャリアについて語ってくれた。

「子どもの頃はいろんなスポーツをやっていて、活発だった。家にいることがほとんどなかったよ。アメリカン・フットボールをやっていた時期もあったが11歳の時、医者から『君のひざは30歳並みだ』と言われたんだ。そこで、どのスポーツをやるべきかを母に相談したら、『どれくらいサッカーが好き?』って聞かれて。僕は『サッカーは99.9%好きだけど、アメフトは99.8%だ』って答えたんだ。母から『それが答えよ』って言われて、それがすべての始まりだ」

「今のところ、良い決断だったと言えるだろう。だがもしアメフトを続けていたとしたら、どうなっていたか分からない。『プロ選手になれたのだろうか』って自問自答する時がある。きっとなれていたはずだ。僕は1つのことに時間とエネルギーを捧げ、目標に到達するために全力を尽くすタイプだからね」

そして2016年夏、シャルケへと移籍したマッケニー。当時の感動を振り返った。

「ドイツに移籍した時、契約サインを終えて、無人のスタジアムを見学した。『ワオ! 僕はこのために努力してきたんだ。僕らのプレーを見るためにやって来る観客でここが満員になるんだ』って実感したよ。米国では人気のあるスポーツではないので、スタジアムの観客は5000~1万人ほどだったと思う。それがドイツでは、6万人のファンの前でプレーすることになるんだ」

またブンデスリーガとセリエAの違いについて問われると、自身の印象を明かした。

「イタリアで僕にとって役に立ったのは、戦術だと思う。まるでチェスをやっているようだよ。ボールの動きによって、自分のポジションを変えなければならないからね。特に守備面が難しかった。ドイツでは、自分の好きなようにスペースを駆け回ることができたが、ここでは正確にポジションを取らなければならない。一方、攻撃では自由にプレーできる」

王者たちからもらったあだ名は…

昨シーズンはユヴェントスにおいて、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンら偉大な王者とチームメートになった。

「クリスティアーノには、“テキサスボーイ”っていうニックネームで呼ばれていて、ジジ・ブッフォンには、“ビッグマック”って呼ばれていた。ピルロも僕のことを“テキサスボーイ”って呼んでいた。楽しい経験になったよ」

マッケニーは、ゴールセレブレーションで魔法をかける仕草を披露している通り、「ハリーポッター」の大ファンとして知られる。

「映画はすべて見たし、本もほぼ全巻読んだ。可能ならダニエル・ラドクリフにも会ってみたいよ。会えたら魔法をかけてみたいな」

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