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首位ミラン、ピオリが警戒「良い緊張感。頂点はまだこれから。冷静な攻撃と集中した守備を」 | セリエA

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首位ミラン、ピオリが警戒「良い緊張感。頂点はまだこれから。冷静な攻撃と集中した守備を」 | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】ミランのステファノ・ピオリ監督が、5日3:45(日本時間)に予定されているセリエA第31節ミラン対ボローニャの前日会見に出席し、意気込みなど語った。

セリエA30試合を終えて66ポイントを獲得し、11年ぶりのスクデット獲得を目指して首位を走るミラン。今節、スクデット争いのライバルはいずれも勝利を収め、2位ナポリはポイントでミランに並び、消化試合の1試合少ないインテルもイタリアダービーを制して3ポイント差で追いかける。

そんな中、白血病の再発を告白したばかりのシニシャ・ミハイロヴィッチ監督率いる12位ボローニャとの対戦に挑む。ピオリはセルビア人指揮官に思いを寄せつつ、対戦相手を警戒した。

「シニシャは恐怖を乗り越える力を示した。彼と直接対戦できないことは残念だが、彼のチームは当然、指揮官のメンタリティを表すかのように、積極的でインテンシティの高い試合を仕掛けようと挑戦してくるはずだ。2列目の(リッカルド)オルソリーニや(ロベルト)ソリアーノ、もしくは(ムサ)バロウが重要であり、彼らをコントロールしなければならない」

続いてミラン指揮官は、フィカヨ・トモリのインタビューでの発言に言及しつつ、今後のスクデット争いを見据えた。

「現在が私のキャリアの頂点? それはまだこれからだ。そこへたどり着くために努力している。トモリの言う通り、我々は良い緊張感の中で過ごすことができている。これまで通りに楽しんでいくべきだ。そうしてこそ、良いプレーが見せられるものだ。選手たちはみんな注意深く、目の前を通り過ぎようとする電車に飛び乗らなければならないことは理解している」

「シーズン終了後にどこまでたどり着けたかを振り返りたい。この時期、スタメンかどうかはそれほど重要ではない。全員が決定的な役割を果たさなければならない。残り8試合、引き下がることなく、全力を尽くして臨んでいきたい。幸運にも中断期間を経て、特段の問題もなく、選手全員のコンディションは良いので、バランスが変わることはないだろう」

「今後、自分たちのパフォーマンスに集中し、高いレベルのプレーを見せていかなければならない。メンタル面においても心配すべきことは何もない。チームが継続性を示し、試合の局面を理解し、冷静な攻撃と集中力の高い守備を見せてくれるよう願っている」

放送・配信予定

  • ミラン対ボローニャ
  • 配信:DAZN
  • キックオフ:2022年4月5日(火)日本時間3:45
  • 実況:北川義隆
  • 会場:サンシーロ

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