インテルを率いるアントニオ・コンテが、ユヴェントス撃破後にスクデットについて語った。イタリア『スカイスポーツ』が伝えている。
インテルは現地時間17日、セリエA第18節でユヴェントスをホームに迎えて2-0で勝利。12分という早い時間にMFアルトゥーロ・ビダルが先制点を奪うと、後半序盤の52分にもMFニコロ・バレッラがネットを揺らして9連覇中の絶対王者から勝ち点3を奪った。
この結果、18試合消化時点でインテルは勝ち点40の2位を維持。消化試合数がインテルより1試合少ないとはいえ、首位・ミランと同勝ち点となり、3位・ナポリには勝ち点差6を付けている。
一方で、ユヴェントスは17試合を終えて勝ち点33の5位。それでも確かな実力を持つスクデット争いのライバルを撃破したことについて、コンテ監督は以下のように喜んでいる。
「完璧に近い試合をしなければならない中で、非常に良い試合ができたと思う。たった1羽のツバメがやって来たからといって春の訪れを意味するわけではない。しかし、偉大な王者たちのチームに勝利できたことで、自分たちが正しい道を歩んでいることを自覚できた。選手たちも9連覇中のユヴェントスが目安になることは分かっており、重要な試合だった」
さらに、スクデット争いに向けて正しい道を歩んでいると実感しているようだ。
「今の我々がスクデット争いの本命に? もし昨年8月に補強を行っていたとしたら、今頃は大本命になっていたはずだ。ユヴェントスとの力の差は依然として存在すると思うが、多くのチームがその差を埋めようと正しい方向へ向かっているように感じる」
そして、ユヴェントス戦をプレーした選手たちを「今夜のインテルは信じられないほどの出来だった。FWのゴールはなかったが、このチームは多くのチャンスを作っており、私は満足している。1年半の取り組みの結果が見え、イタリア、そしてヨーロッパにおける評判を取り戻すことができたと思う」と称えている。
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