今シーズン、セリエA8試合を終えて5勝3敗で4位とまずまずの好スタートを切ったモウリーニョ率いるローマ。ところが22日に行われたUEFAカンファレンスリーグでは、ノルウェーの強豪ボデ/グリムトに1-6と屈辱的な大敗を喫し、今後のパフォーマンスへの影響が懸念されていた。
そんな中、ローマは25日、セリエA第9節において、全勝で単独首位を走るナポリとホームのスタディオ・オリンピコで対戦。スコアレスドローへと持ち込み、ルチアーノ・スパレッティ率いるチームの連勝をストップした。
試合中、抗議による2度の警告で退席処分を受けたモウリーニョ。だが、選手たちのパフォーマンスには満足感を示した。『DAZN(ダゾーン)』のインタビューにおいて語った。
「素晴らしい試合だった。レベルの高い試合で、0-0は良い結果といえる。どちらかが1-0で勝利してもおかしくなく、両チームにとってタフな試合だったと思う。相手を恐れず、かつお互いへのリスペクトが感じられるインテンシティの高い試合だった。守備においては、あらゆるチャンスの芽をつもうと非常に注意深い試合運びだった」
なおモウリーニョは、マラシュ・クンブラらボデ/グリムト戦の先発メンバーのうち5名をベンチから外し、代わりにプリマヴェーラの選手を招集した。
「あのようなパフォーマンスは反省すべきであり、これはその明確なメッセージだ。あの試合は、私のキャリアに残るものであり、簡単に許すことはできない」
続いてローマ指揮官は、ナポリ戦と0-1で敗れた前節のユヴェントス戦を比較した。
「ユーヴェ戦ではより試合を支配することができた。なぜならユーヴェはゴールを挙げた後、守りに引いてしまい、ナポリのようにプレスをかけてこなかったからね。ユーヴェ戦ではパーソナリティや支配力が気に入ったが、今日の試合は組織力が良かった。(ヴィクター)オシムヘンに対してよく注意を払い、プレーを先読みしていた」
「イタリアを代表する強豪2チームと対戦し、1ポイントしか獲得することはできなかったが、互角に戦うことはできた」
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