ミランFWズラタン・イブラヒモヴィッチは、将来についてまだ何も決めていないと明かした。
1月から古巣ミランへと復帰したイブラヒモヴィッチ。38歳となった今でも衰えを見せず、加入後10試合で4ゴール1アシストを記録。低迷していたクラブだが、イブラヒモヴィッチの加入以降4勝2分け2敗と復調し、7位まで浮上。欧州カップ戦圏内を狙える位置にまで順位を上げるなど、38歳ストライカーは文字通り救世主となっている。
しかし、イブラヒモヴィッチの契約は今シーズンいっぱいまで。イタリア複数メディアは、ミラン退団や現役引退の可能性など、様々な可能性を報じている。
だが、当の本人は『Svenska Dagbladet』に対し「（状況を）見てみよう」と語り、将来はまだ何も決めていないと明かした。
「自分が何をしたいかさえわかっていない。毎日新たなことが起きる。コロナによるこの状況を予想できた奴はいたか？ 俺たちはただ、人生を楽しんで生きようとしなければならない」
「心配する必要はない。家族は元気だ。俺も問題ない」
新型コロナウイルスはイタリアに甚大な被害をもたらしており、感染者は11万人、死者は1万3000人を超えた。当然セリエAも中断となり、再開の見込みは立っていない。38歳FWは、「フットボール界にも波及し始めた。トレーニング施設は閉鎖、外へ出ることも許されない」と現状を明かしつつ、今は我慢するときだと語った。
「リーグ戦がストップするのは悲観的だが、システムを尊重して我慢しなければならない。（政府は）コミュニティ全体のために良い解決策を見つける必要があるからな」
「健康は、すべてのスポーツよりも重要だ。コロナを恐れてはいない。解決すると思っている。専門家が何をすべきか発見するまで待つまでだ」
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