ボローニャのテクニカル・ディレクターを務めるワルテル・サバティーニ氏と、同スポーツディレクターを務めるリッカルド・ビゴン氏が、日本代表DF冨安健洋について口にした。
2019年の夏にベルギーのシント=トロイデンからセリエAのボローニャ入りを果たした冨安は、今季ここまでセリエAで20試合に出場。出場全試合で先発するなどシニシャ・ミハイロヴィッチ監督から全幅の信頼を寄せられている冨安は、3バックのストッパーや右サイドバックを主戦場に秀逸なパフォーマンスを見せており、欧州ビッグクラブからの関心が高まっていることが伝えられている。
その冨安に関して、サバティーニ氏とビゴン氏が、イタリアメディア『スカイスポーツ』の番組に出演した際に言及。その中で、「冨安については、2018年の秋に発見して注視してきた」と明かし、獲得までの動きについて以下のように話した。
「実は2018-19シーズンにベルギーのリーグを担当していたスカウトが、冨安のことを推薦してきたんだ。そこから、クラブ関係者の全員が集まる会議において(獲得候補にすることが)認められた。11月からシーズン終了まで彼のことを追い続けたよ」
また、冨安に関してはローマなど様々なクラブからの関心が伝えられるが、サバティーニ氏は売却について、「(慰留を)諦めるか? それはない。オファーは適正価格ではないからね」と、冨安を安価な移籍金で手放す意思がないことを改めて強調していた。
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