ここまで消化試合が1試合少ないながらも、16勝5分1敗の成績で53ポイントを獲得し、単独首位を走るインテル。6日に行われるリーグ再開後の初戦において、3位ミランとの直接対決を迎える。指揮官のインザーギは、伝統のミラノダービーへ向けて警戒を強める一方、試合結果が今後のスクデット争いに大きな影響を及ぼすことはないと考えている。
「非常に厳しいが刺激的な時期を迎える。偉大な名門クラブとの対戦がいくつも控えている中、明日は非常に白熱したダービーになるだろう。選手たちも自覚しており、集中力を高めている。外部の影響を受けることなく、自分たちの強さを意識して試合に臨めるはずだ」
「だがダービーが決定的な影響力を及ぼすことはないだろう。前回は我々が7ポイント差を追う中でダービーに臨んで引き分けたが、その後、ポイント差を逆転することができた。非常に重要な試合であり、2チームのサポーターにとって、この試合が何を意味するかも分かっているが、リーグ終了まで15試合も残っている。我々が勝利を収めたとしても、ミランがスクデット争いから脱落することはない。順位表は実力通りの順だと思うが、まだまだ分からない。ミランやナポリに加えて、アタランタやユヴェントスも非常に強い」
続いてインザーギは、今回のダービーにおいてインテルが優勢であると予想されていることについて問われると、自身の見解を示した。
「私自身も何度もダービーでプレーしてきたが、ダービーにおいて優勢のチームなど存在しない。実力差があってもそうなのだから、組織的で強い2チームの対戦となれば、なおさらだ。試合において違いを作り出すのは、個々のエピソードや選手たちのモチベーションになるだろう。流れを上手く自分たちに引き込めるようにしなければならない」
放送・配信予定
- インテル対ミラン
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年2月6日（日）日本時間2:00
- 解説：細江克弥 実況：北川義隆
- 会場：スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ（サンシーロ）
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