前節は、敵地で行われた5位アタランタとの直接対決において、試合終了間際の同点弾で1-1のドローへと持ち込んだ4位ユヴェントス。19日、イヴァン・ユリッチ率いる10位トリノとのダービーへ臨むと、13分のコーナーキックからDFマタイス・デ・リフトのゴールで先制に成功したが、62分にFWアンドレア・ベロッティに同点弾を許し、そのまま1-1で引き分けた。
アッレグリは試合終了後、やや顔を曇らせつつも、チームのパフォーマンスに一定の評価を与えた。
「ここ2、3カ月にわたって素晴らしい結果を残してきたが、今日はさらに1ポイントを積み重ねることができた。簡単な試合ではなく、精彩を欠いていたようにも思う。我々にとって最高の時間帯に失点してしまった」
「前半のうちに、前線でもっと結果を出しておくべきだった。特に後半はクリーンなプレーではなかったが、いまはこういう時期かもしれない。ただ、4位以内を目指す上では、今日の結果でも十分だろう。最後まで勝利を目指して戦った。半分は満足している」
またユーヴェ指揮官は、公式戦3戦連続で不発に終わった新エースFWドゥシャン・ヴラホヴィッチについて自身の見解を示し、連戦による疲労の影響を指摘した。
「今日は、非常に強力な(相手DFグレイソン)ブレーメルをもう少し連れ回して欲しかった。だがそれができずに、やや苦しみ、精彩を欠いた。ただ、これも成長の糧になるだろう。1週間に1試合しかプレーしないチームからやって来て、いきなり3日おきに毎試合で95分間、全力でプレーできるものではない」
続いてアッレグリは、54分にフィジカルトラブルを訴えて途中交代したFWパウロ・ディバラに言及した。
「パウロは大事を取って交代させた。特に何もないはずだが、様子を見守りたい。アグレッシブなチームを相手にトリデンテでプレーするのであれば、よりクリーンに、冷静にプレーする必要がある。ところが選手たちは混乱し、ボールコントロールなどでミスをしてしまった」
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