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ミラン、土壇場の同点弾取り消しにピオリは落胆「負けにふさわしくなかった。ジルーは邪魔していない」 | セリエA

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ミラン、土壇場の同点弾取り消しにピオリは落胆「負けにふさわしくなかった。ジルーは邪魔していない」 | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】ミランのステファノ・ピオリ監督が、20日(日本時間)に行われたセリエA第18節のナポリ戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで語った。

ナポリ相手に堂々としたプレーを見せたとはいえ、0-1での痛い敗戦に失望は隠せない。だがミランは、ピッチにおいて90分間、エネルギッシュで闘志に満ちた戦いぶりで本物の試合を見せた。ミランに足りなかったのは、勝利への一手だった。この日、最高のプレーを見せたナポリ守備陣の壁をなぎ倒せるようなファンタジーが相手エリア内において影を潜めた。

ステファノ・ピオリはミラン対ナポリ終了後、選手たちのプレーに対する満足感と失望が入り混じった心境を明かした。指揮官は、今のミランならさらに優れたパフォーマンスを見せられたはずであることを、知っているからだろう。

「選手たちは疲れておらず、間違いなく、もっと良いプレーを見せられたはずだ。だが高い意欲と闘志を示し、フィジカルやインテンシティの面では、今シーズン最高のパフォーマンスだったと思う。確かに勝利の一手が足りなかった。非常に強い相手に対して、チャンスをほとんど与えなかったが、個人技が足りなかった。25メートルの位置からチャンスを作り出そうと奮闘した(ジュニオール)メッシアスくらいだ」

序盤に失点してリードを奪われたミラン。1点を追う展開で迎えた89分、MFフランク・ケシエがネットを揺らしたが、ゴール前で倒れていたFWオリヴィエ・ジルーのオフサイドを取られて、同点弾は幻となった。

「どうせ規定を正しく適用したと言うのだろう。だが選手は地面に倒れていて、プレーにまったく関与していない。どうやって相手DFを妨害することができるのか。ジルーはフアン・ジェズスを邪魔していない。チームは負けにふさわしくなかっただけに残念だ。立ち直って次戦(日本時間23日のエンポリ戦)に備えたい」

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