前節において、マウリツィオ・サッリ率いるラツィオに2-0と勝利を収めた8位ユヴェントス。だが、その3日後に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（UCL）では、チェルシーに敵地で0-4と大敗を喫した。ユヴェントスは再起を目指す中、リーグ戦において、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いる4位アタランタとのビッグマッチを迎える。両チームのポイント差は「4」。ユーヴェが勝利を収めることができれば、UCL圏内に大きく近づくことになる。指揮官のアッレグリは、意気込みを示した。
「これから1カ月、ポイントを積み上げていくための重要な期間になる。明日は4位の座を懸けて戦う2チームが激突する。アタランタは素晴らしいパフォーマンスを見せており、UCLにおいても、重要な結果を残している。イタリアの全チームがラウンド16へ進出できたら良いだろうね。明日は決定的な試合ではないだろうが、難しい試合になる。アタランタは得点力がある一方、相手にチャンスを許すこともある。攻守両面で上手い試合をし、偉大なパフォーマンスを見せなければならない。フィジカルが強い相手に対し、技術で良いプレーを見せる必要がある」
またアッレグリは、ユーヴェの得点力に物足りなさを感じていることを示唆した。
「FW勢の能力を下回るゴール数しか挙げられていない。特に格下のクラブに対して、違ったアプローチをしていく必要があるだろう。最終的に重要になるのは、得点と失点の数だ。このチームには優れたクオリティを持つ選手たちがいる。再び優勝するためには、全体として成長していかなければならない」
続いてアッレグリは、チームの台所事情に触れつつ、FWパウロ・ディバラが偽9番として先発復帰する可能性を示唆した。
「（ジョルジョ）キエッリーニと（フェデリコ）ベルナルデスキは準備ができている。（マッティア）デ・シリオは30日から起用できるようになるだろう。一方、（アーロン）ラムジーはまだ屈筋のトラブルを抱えている。いまのところは4バックで引き続きやっていくことになる」
「ディバラは調子が良く、明日は先発出場するだろう。ガスペリーニのチームは、1対1で襲い掛かってくるので、センターフォワードの役割が重要になる。ディフェンスラインからボールが出た時、CFはボールをコントロールし、レジスタを担えるような高い技術がなくてはならない。ディバラかもしくは別の選手がその仕事をしなければならない」
放送・配信予定
- ユヴェントス対アタランタ
- 配信：DAZN
- キックオフ：2021年11月28日（日）日本時間02:00
- 実況：中村義昭
- 会場：アリアンツ・スタジアム
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