2月以降、直近のリーグ戦7試合でわずか1勝と低迷し、3位へと後退した冬の王者インテル。後半から追い上げを見せた4位ユヴェントスがわずか1ポイント差に迫る中、4日のイタリアダービーで直接対決を迎えた。するとインテルは、前半アディショナルタイムのハカン・チャルハノールのPKにより1-0と敵地で貴重な勝利を収め、3位の座を守った。
インテル指揮官インザーギは、3戦ぶりの白星を喜びつつ、シーズン終盤の戦いに目を向けた。
「ここ数試合で多くポイントを失ってしまい、ミランやナポリを追いかける立場であったが、ここで踏みとどまることができた。3ポイントを獲得できたことはうれしい。ここから最後まで全力を尽くせるようにしていきたい」
「プレッシャーはそれほど感じていない。チームは、当初私が考えていたよりも前へ進んでいる。直近の試合では、重要な選手の不在が影響するなどして結果が出なかったが、今日は重要な節目を迎えることができた。インテルはアリアンツ・スタジアムで11年間にわたって勝てなかったという話も聞いているので、今日の勝利を誇りに思う。とは言え、ミランやナポリへ追いつくための1つのステップでしかないことも事実だ」
インテルのジュゼッペ・マロッタCEOは試合前、ダービーの結果に関わらず、インザーギに対する信頼を寄せていることを明かしたが、指揮官は今後の自身の去就について見解を示した。
「私は2年契約を結んでいるが、すでにクラブから延長の打診を受けた。だが私の方からシーズン終了まで先送りするよう求めた。その方がフェアだからね。クラブや選手たち、それにサポーターからも強い信頼を感じている。素晴らしいことだ」
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