ローマの新指揮官に就任したジョゼ・モウリーニョ監督が、就任会見で自信をのぞかせている。
これまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドなど錚々たるクラブの指揮官を歴任してきたモウリーニョ監督。2度のチャンピオンズリーグ制覇や、プレミアリーグ、セリエA、ラ・リーガ制覇を経験してきた名将は、新シーズンから新たにローマを指揮することになる。
直近指揮したプレミアリーグ3クラブでは解任の憂き目にあい、トッテナムでは初めて無冠のままクラブを去ることになったモウリーニョ監督。そのことを記者に問われると、過去の成績に裏打ちされた自信をのぞかせている。
「今の私は、これまで成し遂げてきたすべての犠牲者だ。残念ながら、人々の見方による犠牲者なんだ」
「マンチェスター・ユナイテッドでは3つのトロフィーを獲得したが、大失敗と言われた。苦しい時期に就任したトッテナムでは(リーグカップ)決勝まで進んだが、チームを指揮することができなかった。私にとっては大失敗であっても、他の人間からすれば素晴らしい功績なんだ」
「(目標は)非常に現実的な話をすれば、最初に試合に勝つことだ。そのあとに次を考える。やるべきことがたくさんあり、日々改善していく必要もある。それが我々の目標だ。毎日良いことをして、良くなっていかなければならない」
なおローマは、アーセナルMFグラニト・ジャカなどの獲得が噂されている。補強に関する質問を受けたモウリーニョ監督だが、「誰とも話していない。信じるかどうかはあなた次第だが、選手とは誰とも話していない」と明言を避けた。
関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。