昨年12月以降、リーグ戦無敗で追い上げを見せ、4位につけるユヴェントス。4日、1ポイント差で3位を走るインテルをホームのアリアンツスタジアムに迎えると、白熱のイタリアダービーに臨んだ。試合を通して素晴らしいパフォーマンスを見せたユーヴェ。だが、微妙な判定もあり、前半アディショナルタイムにやり直しのPKで失点すると、そのまま0-1と敗れ、連勝は「4」でストップした。指揮官のアッレグリは試合終了後、自身の見解を示した。
「判定についての話は無意味なので避けておきたい。それより選手たちのパフォーマンスの話をしたい。素晴らしい試合で非常によくやってくれた。負けたのは残念だが、技術的には非常に良かったし、縦への攻撃がかなり見られた。このチームにはさらなる成長の余地もある」
ダービーの結果、消化試合が1試合少ないインテルとの差は4ポイント、首位のミラン(5日にボローニャと対戦)やナポリとの差は7ポイントに開いた。アッレグリはスクデット争いからの脱落を宣言した。
「ついにユヴェントスはスクデット争いから完全に脱落したと言えるだろう。これからポイントを獲得するために全力を尽くし、4位を確保しなければならない。来シーズンは、スタートダッシュの準備を整えておきたい」
「チームは良くなっているし、多くのチャンスを作れている。来シーズンこそはリーグ優勝を目指してスタートできる前提条件が揃うだろう。この1年間の仕事は重要なものだった。だがまだ7試合が残されており、背後にはローマが5ポイント差で迫っている」
「決定的な試合において、エピソードが不利に働くことが多すぎた。だが我々は重要なチームへと成長してきたわけであり、コップ半分の水にも満足したい。ここからシーズン終了まで技術的な面で改善できるよう取り組んでいかなければならない」
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