元ブラジル代表MFカカが、自身のキャリアにおける最高の瞬間と最悪の瞬間について話した。
現役時代、端正な顔立ちとエレガントかつ力強いプレーで多くのサッカーファンを魅了したカカ。サンパウロでデビューした同選手は、2003年から6シーズン所属したミランで全盛期を迎え、2009年にはレアル・マドリー入り。その後、古巣ミラン、サンパウロでプレーし、メジャーリーグサッカー(MLS)のオーランド・シティで現役引退した。また、ブラジル代表としては92試合の出場で29得点をマーク。2002年の日韓ワールドカップで優勝を経験した。
『FIFA』(国際サッカー連盟)公式インスタグラムのQ&Aコーナーに参加したセレソンのレジェンドは、キャリア最高の瞬間について、「一つに絞ることは難しいな」としつつ、「ミランで2007年にチャンピオンズリーグ(CL)を獲得した時だろうね。さらにクラブ・ワールドカップ、そしてバロンドールとFIFA年間最優秀選手賞も勝ち取ることができた」とコメント。2006-07シーズンのCL決勝、パオロ・マルディーニやアンドレア・ピルロ、ジェンナーロ・ガットゥーゾらと共にリヴァプールを下し、ビッグイヤーを掲げた瞬間をピックアップした。
一方、キャリア最悪の瞬間について、カカは「2005年のイスタンブールだ。それに尽きるよ」と、同じくリヴァプールと対戦した2004-05シーズンのCL決勝だと言葉少なに明かした。ミランは、前半に3点を奪いながらも後半に追いつかれ、PK戦の末に“イスタンブールの奇跡”を演じさせてしまった。
そのほか、カカはキャリアにおける最高の選手について、「ロナウドがベストだったね。あとはロナウジーニョ。ミランでもレアル・マドリーでも相対したね」と、母国のレジェンド2名の名前を挙げていた。
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