オミクロン株が猛威を振るい、4試合が中止の見込みとなるなど混乱の後半戦スタートとなったセリエA。首位インテルを4ポイント差で追走する2位ミランは7日、ジョゼ・モウリーニョ率いる6位ローマとの上位対決を迎える。ピオリは会見に出席すると、後半戦へ意欲を見せた。
「中断期間があって助かった。離脱していた選手の多くが復帰し、まだ100％の状態とは言えないが、調子は上向いている。後半戦は昨シーズンよりも多くのポイントを獲得し、すべての試合で勝利を収められるよう、明日から挑戦していきたい。90分間を通してエネルギッシュなチームを見たい。ミスや相手の攻撃を恐れることなく、相手よりも多くのゴールを奪えるように頑張ってほしい」
「インテルなどとのスクデット争い？ ミラネッロの外で話題になっていることにはあまり興味がない。もし優勝することができれば、ものすごい偉業になるだろうが、自分たちを信じなければならない。選手たちには多くを期待している。今のバランスを保つことができれば、実現できるはずだ」
11月1日にスタディオ・オリンピコで行われたローマとの対戦では、2-1と勝利を収めたミラン。しかしピオリは、ホームのサンシーロでの対戦においても、警戒を緩めない。
「オリンピコでは、我々の方が上回っていたが、モウリーニョはチームの一体感やインテンシティ、気持ちの面で素晴らしい仕事をしてきた。明日、対戦するローマは、あの時とは違い、非常に強いチームであるはずだ。重要な3ポイントを懸けて戦うことになるだろう」
最後にピオリは、今冬の移籍市場について言及。長期離脱となったDFシモン・ケアーの穴を埋めるため、センターバックの補強を示唆した。
「クラブとは明確な考えを共有している。ケアーの負傷により、守備陣を見直さなければならない。あまりにも重要なポジションであり、実戦力のあるDFが必要だ。守備において、1対1の勝負を受け止められるような選手でなくてはならない」
放送・配信予定
- ミラン対ローマ
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年1月7日（金）日本時間2:30
- 会場：サンシーロ
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