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ラツィオ指揮官サッリ「インモービレはイタリア代表のスケープゴートにされている」 | セリエA

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ラツィオ指揮官サッリ「インモービレはイタリア代表のスケープゴートにされている」 | セリエAGetty
【欧州・海外サッカーニュース】ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督が、2日1:00(日本時間)に予定されているセリエA第31節ラツィオ対サッスオーロの前日会見に出席し、意気込みなど語った。

前節のローマダービーでジョゼ・モウリーニョ率いるローマに0-3と完敗し、7位へと後退したラツィオ。インターナショナルウィーク明けの2日、ホームのスタディオ・オリンピコに9位の難敵サッスオーロを迎える。指揮官のサッリはシーズン終盤へ向けて気を引き締めた。

「順位はともかく、ラスト8試合では気持ちの入ったプレーを期待している。全員が良い形でシーズンを終えられるようにして欲しい。そうすることでダービーの挽回ができるはずだ。ローマ戦の選手たちの姿勢は説明のつかないものだった。試合開始1分で決着がついていたようなものだ。選手に対してだけでなく、自分自身にも腹が立っている。問題が何人かの選手のメンタルにあるのかどうかを見極めなければならない」

「私は高いプロ意識を持った選手たちを必要としている。プロ意識の高い選手なら無駄な試合など1つもないことを知っているはずだ。全員が最後まで全力を尽くしてくれるよう願いたい」

最後にラツィオ指揮官は、先月25日(日本時間)に行われた2022年FIFAワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ準決勝イタリア対北マケドニアに言及。2大会ぶりのW杯出場を懸けた重要な一戦で不発に終わり、予選敗退の責任を問われているラツィオFWチーロ・インモービレを擁護しつつ、セリエAの課題を述べた。

「チーロとはすぐに話をし、彼がスケープゴートにされつつあることを告げた。だがこれを気にしてはならない。私が彼の立場にあったとしたら、代表に関してある決断を下すだろう。しかしチーロ自身が、何をすべきか分かっているはずであり、私が言う必要はない。将来を決めるのは彼自身だ」

「いくつかのリーグでは、外国人選手の数が多すぎる。当然、セリエAは問題を抱えている。まるで50年遅れのリーグに見える。例えばピッチの状態について話をすれば、私が文句ばかり言う人のように思われるが、我々は細部のケアが足りなかったことでその代償を払ったのだ。W杯優勝から約20年が経過し、イタリアはもはやセカンドクラスですらなくなった」

放送・配信予定

  • ラツィオ対サッスオーロ
  • 配信:DAZN
  • キックオフ:2022年4月3日(日)日本時間1:00
  • 会場:スタディオ・オリンピコ

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