今シーズンは度重なるケガに悩まされ、長らく戦列を離れていたベロッティ。13日(日本時間)のヴェネツィア戦で復帰を果たすと、19日のトリノダービーで約3カ月ぶりの先発出場を果たした。
トリノは13分、コーナーキックからマタイス・デ・リフトに先制点を奪われたが、決して試合をあきらめず、62分にヨシップ・ブレカロのクロスから、ベロッティが足で合わせて同点弾をマークした。1-1で試合を終え、アリアンツスタジアムで1ポイントをもぎ取ったトリノの28歳FWは、喜びを語った。
「ダービーだし、素晴らしいパフォーマンスを見せて勝ちたいという気持ちが強かった。僕のゴールが引き分けをもたらしたのは良かったが、勝利を収めることができずに残念だ。トリノは今日、素晴らしい試合をした。もし勝っていたとしても、勝利にふさわしいパフォーマンスだったと思っている」
「ゴールは自分自身だけでなく、チーム全体にとっても重要だった。僕はダービーで結果を出すために抜てきされたのであり、準備はしっかりしていた。しかしケガに見舞われたここ2カ月ほどは残念だった。かなり長い期間にわたって戦列を離れることになってしまった」
「それでもチームメートのプレーを観察し、監督の戦術を理解しようと努力し、ケガ人としてできる限りのことはしてきた。おかげで復帰した後は、チームに入るのが簡単だった。これは監督のおかげでもある。僕を信じてくれたから、こうしてピッチに立つことができた」
トリノで7年目のシーズンを送るベロッティ。クラブとの契約はシーズン終了後に満了を迎えるため、これが最後のトリノダービーとなるかもしれない。
「それは分からない。だがもし、これが最後のダービーになってしまったとしても、本当に素晴らしい試合をした自分自身やチームメートたちのことを、誇りに思いたい」
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