日本時間12日にローマのスタディオ・オリンピコで開催されたコッパ・イタリア決勝ユヴェントス対インテルの試合前、ネドヴェド副会長が『Sportmediaset』のインタビューに応じると、背番号10番のディバラとの契約更新を断念した理由を明かした。
ディバラは2015年にパレルモから加入すると、ユーヴェの将来を背負う有望株として大きな期待を一身に背負い、7シーズンにわたってプレーしてきた。だが今年に入り、ユーヴェは契約延長の見送りを発表。シーズン終了後の契約満了とともにトリノを去ることが決まった。
「交渉がどこで暗礁に乗り上げたのか、どこで対話がストップしたのか正確に言うのは難しい。ピッチ内外を含めてすべての側面から評価を行った。だが彼の要求は極めて高いものだった。我々としては乗り気になれず、別々の道を歩むことになった。だが選手の能力がないわけではない。むしろ非常に強い選手だ」
さらにユーヴェ副会長は、ディバラの代わりにチームの構想の中心を担うことになる22歳のヴラホヴィッチに言及。加入直後から活躍を見せたものの、得点を挙げるペースが鈍化した点について、自身の見解を示した。
「彼は非常に良いスタートを切り、みんなが熱狂した。彼は重要なゴールも決めている。ユーヴェのユニフォームの重みを感じていることだけではないはずだ。すでにフィレンツェでもかなりの活躍を見せ、フィジカルに疲労が見られることもあるだろう。だが彼の練習姿勢を見る限り、ピッチに立つにふさわしい選手であり、高い意欲を持っている。彼には満足している」
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